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道草 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1993/09/01 |
JAN | 9784041001134 |
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道草
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
私小説的な作品。あく…
私小説的な作品。あくまで日常生活の暗い部分に焦点をあてている。漱石の告白とも受け取れる。読後感が良いのは、漱石の誠実さを感じ取るからだろうか。
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夫婦喧嘩を互いの心理…
夫婦喧嘩を互いの心理に奥深く入り込んで描く事で、普遍的な人生論に達した、家族小説の名作。
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延々と書き連ねられた自己を含めた人間への懐疑(というか不信)。 病んだ作家の記録と言われればそれまでだが、『三四郎』あたりから基底に流れる漱石の主題の表出だと思う。 金を巡る苦々しいやり取りなど、ヒロイックな出来事などほとんどない大半の人々にとっての生きる意味、どこまでも交わらな...
延々と書き連ねられた自己を含めた人間への懐疑(というか不信)。 病んだ作家の記録と言われればそれまでだが、『三四郎』あたりから基底に流れる漱石の主題の表出だと思う。 金を巡る苦々しいやり取りなど、ヒロイックな出来事などほとんどない大半の人々にとっての生きる意味、どこまでも交わらない心の行き違いを冷徹に描き出す。 当方にとってはやはり捨てがたい作品。 しおり代わりに使っていた美術展の半券から3年程度前にも再読していることが判明、お気に入りなんでしょう。
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