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ゆきあたりばったり文学談義 ハルキ文庫
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ゆきあたりばったり文学談義 ハルキ文庫

森毅(著者)

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ゆきあたりばったり文学談義 ハルキ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 1997/06/18
JAN 9784894563216

ゆきあたりばったり文学談義

¥220

商品レビュー

2.8

7件のお客様レビュー

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2019/05/31

森毅さんが読書遍歴を語ったもの。 語られる内容は広範囲に及び、文学といってもイタリア文学もあれば児童文学もあれば戯曲もあれば文芸批評もある(ほかにもある)し、話題は文学にとどまらず、思想、自然科学、もちろん数学も。 だからもちろん自分が読んだことのない本についての話が大半なのだけ...

森毅さんが読書遍歴を語ったもの。 語られる内容は広範囲に及び、文学といってもイタリア文学もあれば児童文学もあれば戯曲もあれば文芸批評もある(ほかにもある)し、話題は文学にとどまらず、思想、自然科学、もちろん数学も。 だからもちろん自分が読んだことのない本についての話が大半なのだけど、ちゃんと面白い。つまりご本人の言葉でいえば「芸」がある。   若い世代との交流についても語っており、中沢新一と井上章一についての話は特に生き生きとしている。 書評の書き方について、1000字(原稿用紙2枚半)のうち紹介が400字、批評が400字、200字が「芸」としたうえで、 「井上章一ぐらいだと、ときには2枚半全部、芸で押し通すということもあります。ぼくもたまにちょっとおもしろがって、芸だけで2枚半ほとんど踊っちゃうということをしたこともありますが、この齢になると井上章一みたいに年中踊っていられないのです。あれは三十代だからできるんで、六十代がそれをやるというのは、みっともない。」

Posted by ブクログ

2017/03/21

まあ、適当に、、、とは言え、めちゃくちゃ読書遍歴を覚えている。「真面目なお方ですなー」と嫌味を一つ。

Posted by ブクログ

2013/02/10

本を整理していたら出てきたのでなんとなく再読。 森先生は2010年に亡くなられている。何だったか忘れたけど連続テレビ小説(だったかなあ?)にチョイ役で出ているのを見かけた気がする。なんでもする方なんだなあとその時思った。また、この本の中にもある「~なんよ」という語り口のやわらか...

本を整理していたら出てきたのでなんとなく再読。 森先生は2010年に亡くなられている。何だったか忘れたけど連続テレビ小説(だったかなあ?)にチョイ役で出ているのを見かけた気がする。なんでもする方なんだなあとその時思った。また、この本の中にもある「~なんよ」という語り口のやわらかさは魅力の一つだと思う。気さくな方なのだろうと思う。 森先生は理系の方であるが、文学読書遍歴がすごい。古典の名作から最新の小説まで幅広く読んでおられたようだ。年に千冊は読まれたのだという。いやはやすごい。この本の森先生の話はミステリー、SFや批評、戯曲にまで及ぶ。ブクログに来るようになって、他の本好きの方の傾向と比べると、私はSFとミステリーをほとんど読んでないな、ということがうすうすわかってきて、ここにも出て来たヴォネガットとか全く読んだことないけど面白そうだなと思っていたところだ。前に読んだ時はSFなんかについて語る部分はスルーしたのかもしれない。 新聞での書評を作る上での裏側の話(どのような経緯で書評する本が決まるか、とか)もなかなか興味深く読めた。 存在自体をけっこう忘れていた本だったのだけれど、とりあげられている本たちや、森先生好きな作家ベスト5がヴァージニア・ウルフ、プルースト、カフカ、ガルシア=マルケス、ギュンター・グラスであるところなどを読むと、わりにそれを頭に入れながら自分も読書をしてきたような気がしてきた。読んできた本の棚卸も時には必要ですなあ、と思ったのでした。

Posted by ブクログ

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