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源氏物語 新装版(二) 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/08/28 |
JAN | 9784101127170 |
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源氏物語 新装版(二)
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《目次》 ・「賢木」 ・「花散里」 ・「須磨」 ・「明石」 ・「澪標」 ・「蓬生」 ・「関屋」 ・「絵合」 ・「松風」 ・「薄雲」 ・「朝顔」 ・『源氏物語』、ふたつの顔 石田衣良
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「いくらよいものだからと言っても、物の色には限りがあり、人の器量はたとえ悪くても、やはりなお奥底にあるものは別なのだから」(「玉鬘」より) 末摘花への返事で、「あなたのひとり寝に御同情いたします。」と返す鋭さにびっくり。 「胡蝶」で玉鬘に光源氏が言い寄る急展開、どうなっちゃうの?...
「いくらよいものだからと言っても、物の色には限りがあり、人の器量はたとえ悪くても、やはりなお奥底にあるものは別なのだから」(「玉鬘」より) 末摘花への返事で、「あなたのひとり寝に御同情いたします。」と返す鋭さにびっくり。 「胡蝶」で玉鬘に光源氏が言い寄る急展開、どうなっちゃうの??と続きが気になる。
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円地文子 訳 「 源氏物語 」平成4年刷 2/5 須磨〜胡蝶 2巻は鎮魂歌(死と別れ)、過去のみそぎ、年齢の憂いの物語。1巻と違い、源氏の心情を細かく描いている 住吉神社参拝を契機に 出世の道に戻ったように読める。六条院は 浄土をイメージさせる。神仏との関係性も感じる 女性...
円地文子 訳 「 源氏物語 」平成4年刷 2/5 須磨〜胡蝶 2巻は鎮魂歌(死と別れ)、過去のみそぎ、年齢の憂いの物語。1巻と違い、源氏の心情を細かく描いている 住吉神社参拝を契機に 出世の道に戻ったように読める。六条院は 浄土をイメージさせる。神仏との関係性も感じる 女性 *紫の上〜薄雲で姫を養女に→乙女で六条院へ *花散里〜乙女で六条院へ *明石の君〜明石で登場→澪標で姫を生む→松風で上京→ 乙女で六条院へ *六条御息所〜澪標で死→秋好〜絵合で養女に→乙女で六条院へ 空蝉〜関屋で出家→玉鬘で二条院へ *藤壺宮〜薄雲で死 身分 *源氏〜明石で大将から大納言へ→澪標で内大臣→乙女で太政大臣へ 年立 *須磨〜須磨に退居 *明石〜明石入道に招かれる→明石上と *澪標〜冷泉院 元服→源氏 内大臣→明石姫誕生→源氏 住吉詣→六条御息所の死 *薄雲〜藤壺の死 *乙女〜六条院つくる→明石が六条院へ *玉鬘〜玉鬘が六条院へ 各帖のタイトルの入った歌がキーポイント 須磨「須磨の海辺に涙にくれる〜」 明石「明石の浦には あなたの嘆く溜息が〜」 蓬生「蓬の深い中に住んでいた姫の心を聞こう」 絵合「この絵に過去を思い出して涙する」 松風「故郷で昔ながらの松風が吹いている」 薄雲「薄雲は 自分の喪服の袖と同じ色に見える」 朝顔「昔見た〜朝顔も 花盛りは過ぎただろうか」 乙女「昔の天津乙女も年をとったたろうか」 胡蝶「春の胡蝶すら 秋を好むあなたにとって」
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