大地震 死んではいけない！ 間違いだらけの「常識」にだまされるな！ 講談社+α文庫

レスキューナウ【編】, 目黒公郎【監修】, 東京いのちのポータルサイト【協力】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2008/08/23
• JAN: 9784062812290

商品レビュー

2015/01/24

、阪神大震災や新潟県中越地震のような直下型の地震の経験を基づく記述なので、むしろ都市型直下型地震のリスクが高い関東地方にはちょうどいいか。東日本大震災前に出版されたものですが、帰宅難民の予測に関する記述はかなり正確（私は幸運にも出張で、帰宅難民にはなりませんでしたが…）。原発事故に関するリスク等の記載は当然なし。「想定外」ですからね。

2011/05/08

目次
第１章　揺れと災害から生き残れ！
第2章　最低３日間は自力で生き抜け！
第3章　日本に危険でないところはない！

「地震イツモノート」読後だったので、その補足的な本としてとても役立ちました。
章ごとに、具体例を順々に並べて説明するタイプの本なので、まとまり・分かりやすさでいえば、イツモノートの方がいいかと思いますが、こちらの本の方が詳細に書かれており、情報量も多いです。
順番として、イツモノートを読んでからこちらの本を読んだのが、個人的にはよかったのかなと思います。
また、３章は日本の地震についての説明があり、地震専門の本のような難しさがなく、素人にも分かりやすかったです。
他、ファーストエイドなどの方法も記載されていて、役立ちました。

ただ、震災関係の本全般に言えることかもしれませんが、実際、避難・救助活動をするとなると、日頃から危機意識を持ち、定期的に準備や行動を再確認したり、積極的に地域の訓練や講習に参加したりしていく必要があると思います。