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永訣の朝 樺太に散った九人の逓信乙女 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | 「九人の乙女一瞬の夏」(響文社 2003年刊)の改題 |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2008/08/20 |
JAN | 9784309409160 |
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永訣の朝
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昭和二十年八月十五日から二十日まで 樺太終戦史 まだまだ年端のいかない娘たち ソ連軍の砲撃、どんなに恐ろしかったことか 死なずに済んだ命だったのかもしれない けれど死なずにはおれなかった状況 断末魔の絞り出すような「おかあさん・・・」ということば どんなに虚しく悲しかったことか...
昭和二十年八月十五日から二十日まで 樺太終戦史 まだまだ年端のいかない娘たち ソ連軍の砲撃、どんなに恐ろしかったことか 死なずに済んだ命だったのかもしれない けれど死なずにはおれなかった状況 断末魔の絞り出すような「おかあさん・・・」ということば どんなに虚しく悲しかったことか・・・ 読書感想文も記載されており、その中で 「自分が生きていなかった時代に、このような体験をして人たちがいる そのことを知れただけでも読んでよかった」ということばがとても印象的でした。 戦時中を知らない世代の私たちは、本を読むことでも、その時のことを知ることができる。 なくていい戦争のことを知るために、戦争に関する本は意識的に読んでいきたいと思う。 樺太で自決した九人の逓信乙女はなぜ自決したのか? 交換室の出入口は弾がこない裏側にあり避難はいつでもできた状況の中、なぜ避難しなかったのか? 二十歳前後(十六、七歳の娘もいた)の女性職員だけの孤立状態の中、ソ連軍の砲撃下の極度の緊張状態、恐怖で主事補が護身用に所持していた青酸カリを衝動的にいち早く服毒して死亡 その様子をみて連鎖的に集団自決を誘発してしまった また、ソ連軍からの職場死守を逓信乙女の使命として煽ってきた職制 戦時中の死生観 幹部職員たちの職場放棄
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日本テレビ・ドラマの題材となる事件のノンフィクション 2008年8月25日夜9:00〜11:18 放送 霧の火 樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち ドラマも見てみる予定だが、本書だけの感想としては、無駄に死んだ9人 としか言いようがない。この場合死ぬ必要も意味も皆無。 状...
日本テレビ・ドラマの題材となる事件のノンフィクション 2008年8月25日夜9:00〜11:18 放送 霧の火 樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち ドラマも見てみる予定だが、本書だけの感想としては、無駄に死んだ9人 としか言いようがない。この場合死ぬ必要も意味も皆無。 状況的に女性だけの現場だったことが彼女達を感情的にさせただけ。 何よりもロシア軍が8月15日以降に攻撃してきたことに憤りを感じる。
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