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12人の優しい殺し屋(1) ZODIAC STORIES ビーズログ文庫

12×男【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン
発売年月日 2008/08/11
JAN 9784757743786

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2009/04/20

確認先:目黒区立八雲中央図書館 本書を再読して改めて感じているのは一種の恐怖感である。彼らが公言している「法で裁けぬ悪に法で裁けぬ罰を」というフレーズは、「必殺仕事人」のような勧善懲悪の一面を見せてはいるが、言い方を変えれば暗殺行為でしかない。そこには依頼したクライアントの境遇は...

確認先:目黒区立八雲中央図書館 本書を再読して改めて感じているのは一種の恐怖感である。彼らが公言している「法で裁けぬ悪に法で裁けぬ罰を」というフレーズは、「必殺仕事人」のような勧善懲悪の一面を見せてはいるが、言い方を変えれば暗殺行為でしかない。そこには依頼したクライアントの境遇は見えても、殺害される側の背景情報が見えることはない(実際、それを掘り下げようとしていないし、殺害される側は「独身者」というくくりで片付けられる)。 評者が本書で恐怖感に包まれているのは、その独善性もそうなのだが、無邪気な排外主義の側面がないわけではないこうした行為が、「イケメン男性(ないしは人気声優)」によって見事にオブラートされていること。同時並行して読んだ作品の中にハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン』という作品がある(日本語訳はみすず書房から刊行されているので、誰でも読める)。そのなかで、ホロコーストにおけるユダヤ人協力の問題に絡んで、「より小さな悪を取る」ことは善良な人が最悪のことをしてしまうのと結果として同じことだと論じる一幕がある。本書の最大の課題もまさにそれで、12人のイケメンたちと彼らの「ふぁしりてーたー」となりえる占い師(これもイケメン!)がクライアントのためにと思って行った「より小さな悪をとる」行為がどのような結果に至るのか、まったくもって想像もしていないことが気がかりだ。 なんでもこの企画には、オーディエンスに言語を紡いでもらおうというおおそれたことも考えているようだが、評者としては一抹の不安とともに「勝手にしてくれ」と思わずにはいられない。

Posted by ブクログ

2008/09/27

読む前は特に注目キャラとかいなかったけど、読んでみるとどのキャラも個性があって好きだなあ。 みんな事件の被害に遭う人、もしくはターゲットの人と「仕事」とは別のとこで関わりがあるから私情が入ったりしないのかな。(そこも含めて『星の導き』なのかもしれないけど) メインじゃない殺し屋の...

読む前は特に注目キャラとかいなかったけど、読んでみるとどのキャラも個性があって好きだなあ。 みんな事件の被害に遭う人、もしくはターゲットの人と「仕事」とは別のとこで関わりがあるから私情が入ったりしないのかな。(そこも含めて『星の導き』なのかもしれないけど) メインじゃない殺し屋の人も一人は短編中に登場して、その人との関わりの後日談みたいのが入るのが面白かった。 個人的には愛染さんの関西弁が好きですv

Posted by ブクログ

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