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二つの密室 創元推理文庫
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二つの密室 創元推理文庫

F.W.クロフツ(著者), 宇野利泰(著者)

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二つの密室 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1961/07/28
JAN 9784488106102

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商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2019/07/23

第Ⅰ部は、家政婦として赴任したアンの視点で語られている。グリンズミード家の不穏な空気は、物語として読み応えがあった。 第Ⅱ部以降は捜査に乗り出したフレンチ警部の視点で、2つの自殺を装った殺人事件の捜査の過程や推理の内容が描かれている。 題名のとおり、2つの密室殺人が出てくるが、1...

第Ⅰ部は、家政婦として赴任したアンの視点で語られている。グリンズミード家の不穏な空気は、物語として読み応えがあった。 第Ⅱ部以降は捜査に乗り出したフレンチ警部の視点で、2つの自殺を装った殺人事件の捜査の過程や推理の内容が描かれている。 題名のとおり、2つの密室殺人が出てくるが、1つ目は複雑な仕掛けの機械トリック、2つ目は文庫本の前書きで心理的トリックと書かれているものだが前例のあるものであり、どちらも大したものではない。 フレンチ警部はどちらの事件でもいったん自殺と判断し、その後に誤りに気づいているわけだが、その気づいた内容がわかりにくかったり、説明不足に感じられた。2つ目の事件でアリバイ調査を絡めているところはクロフツらしい。

Posted by ブクログ

2018/10/29

両親亡き後つましく身を立てていたアン・デイは、願ってもない職を得てグリンズミード家に入った。夫人の意向を尊重しつつ家政を切り回しながら、夫婦間の微妙な空気を感じるアン。やがてグリンズミード氏の裏切りを目撃して大いに動揺し、夫人の身を案じるが時すでに遅く……。アンの態度に不審を抱い...

両親亡き後つましく身を立てていたアン・デイは、願ってもない職を得てグリンズミード家に入った。夫人の意向を尊重しつつ家政を切り回しながら、夫婦間の微妙な空気を感じるアン。やがてグリンズミード氏の裏切りを目撃して大いに動揺し、夫人の身を案じるが時すでに遅く……。アンの態度に不審を抱いた検死官がフレンチ警部の出馬を促すこととなり、事件は新たな展開を迎える。 クロフツは安定した読後感がある。凡人型の天才フレンチ警部の地道な捜査。着実に真相に近づく過程がやはり魅力だ。ホームズを例に出して推理したり、古めかしいトリックの応用だったり、ほっこりなラストといい、大満足。 退屈というのは誉め言葉な気がしてきた。地味ながらも徐々に解き明かしていき予想範疇のトリックでもいいじゃないか。おもしろけりゃいいんだ。 それにしても結局わからないフレンチ可愛い(いや、まじでどうやったんだよ… オススメマラソンその⑫ 弦さんから紹介してもらいました。

Posted by ブクログ

2017/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いったん自殺とされた二つの密室の謎が最後に意外な形で解明する。天才的な閃きによる鮮やかな解決もよいが、フレンチ警部のように地道な捜査を積み重ねによる解決も自分が一緒に考えているようで面白い。 ラストでアンの今後が示されて、ほっとできる。

Posted by ブクログ

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