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エフスタイルの仕事
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エフスタイルの仕事

五十嵐恵美【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アノニマスタジオ/KTC中央出版
発売年月日 2008/08/16
JAN 9784877586683

エフスタイルの仕事

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商品レビュー

4.8

7件のお客様レビュー

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2018/10/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

お! て思った。 エフスタイルのことはずっと知っていた。 西村氏の本に紹介してあったから。 私の中で、仕事の観方について、その価値観を一新した本は いまでも私の中でずっと輝いている星みたいだ。 そのエフスタイルの本が、あるんだって、知って。 立て続けに、情報が入ってきたから、びっくり。 「エフスタイルに聞いた85の質問」 「SODAKOの造形」 水をごくごくと飲むように、ひたすら読み続けた。 次から次へと文字を辿っていく。 ファストよりスロー というよりも、本当にやりたいことのために 必要な速度感が、「スロー」だったというだけで 必要なコミュニケーションや 「作るまで」に必要な時間 「届くまで」に必要な時間 使い手に「馴染む」までに必要な時間 そういうものは、いつだって、「スローなんだ」ということ。 時間がかかるのだ。 映画でも、本でも、小説でも。何でも、そうだ。 本に出合う。出会った本を読む。 読んで、自分の人生の一頁に書き加えられるまで 人によってはとても長い時間がかかるかもしれない そもそも、物と人が出会って、それが溶け合うまでに 時間というものは必要なのだ。 物を作るということは、その一連の中に身を投じて 形を変えながら、生き残っていくことなのだと。 ありとあらゆる商品というものは、形を変えていく。 ――そういえば お気に入りの修正テープがあった たぶんあれほど馴染んだものは、もう出会えないかもしれない、というくらいに、はまった修正テープ でもそれは、もう作られていない。 読んで、そうなんだ、て思った そもそも製造とは、そういうものなんだ。 車だって、そうだったな、と思う。 言われてみれば、CDだって。 本もそうだし。(詩人、高田敏子氏の詩集を集めた時はずいぶん苦労した) ちなみに帯文に西村氏の言葉があって 繋がった、と思った。 これも、一つの出会いで 自分がそうして、詩を作っていくことも 出会いを、作っていくことと言うことで 言葉も、そうだし。 あぁ、そういうことなんだ、と思った 私のやっていることの意味って、そういうことなんだ、と思った。

Posted by ブクログ

2014/07/29

地元新潟をはじめとした地域の産業、職人たちの技を、現在に生きる生活者に届く新しい商品として提案するエフスタイル。作り手を訪ね「もの作り」の現場を知ることからはじめ、商品を届けるまで一貫して手がける、新たしい仕事の形。

Posted by ブクログ

2013/07/03

昨今流行りの「シンプルでこだわりのある生活」は、自然であるはずなのに、いつのまにかその生活スタイルがブランドになってしまっているように感じて、落ち着きなく座り直してしまう。 エフスタイルはそういう「丁寧な生活」の記号である手仕事を扱っていながら、全く異なる空気を醸し出している。指...

昨今流行りの「シンプルでこだわりのある生活」は、自然であるはずなのに、いつのまにかその生活スタイルがブランドになってしまっているように感じて、落ち着きなく座り直してしまう。 エフスタイルはそういう「丁寧な生活」の記号である手仕事を扱っていながら、全く異なる空気を醸し出している。指に触れる感触、温度、本当の毎日の生活(写真を撮るから食べるの待ってて、じゃなくて。まさにいま盛り付けられホカホカと湯気をたてているお膳を頬張るような)。 製品化への遠い道のり、紆余曲折は、感情を交えず淡々と書かれているのに、何度も熱いものがこみあげてきて参った。点々と残る2人と職人たちの足跡が見える。強さにうたれた。何度も読み返したい。

Posted by ブクログ

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