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豆腐屋の四季 ある青春の記録 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1983/06/15 |
JAN | 9784061830585 |
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豆腐屋の四季
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豆腐屋の四季
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1965年刊の随筆。緒方拳主演でドラマ化もされたベストセラー。 作者は豆腐屋を父から継いで、生来虚弱な身体に鞭打ちながら働きつつ、作歌を重ねて朝日新聞に投稿する。その四季を綴る、それだけのお話。 豆腐屋としてと言うよりは、一労働者、一表現者としての思索・発言が目に付きます。「労...
1965年刊の随筆。緒方拳主演でドラマ化もされたベストセラー。 作者は豆腐屋を父から継いで、生来虚弱な身体に鞭打ちながら働きつつ、作歌を重ねて朝日新聞に投稿する。その四季を綴る、それだけのお話。 豆腐屋としてと言うよりは、一労働者、一表現者としての思索・発言が目に付きます。「労働」を愛し、「人」を愛そう、「モノ」を愛そうと一生懸命詠む歌の数々。僕には良し悪しはわからねど、心に響くというか、身につまされます。奥さんを題材に詠む歌のなんと美しいこと。作者が愛するものが、人が、なんと美しく優しく感じられること。 とりあげられる歌には、朝日歌壇の選者による評もついているのでわかりやすいです。だから内容が濃い。とにかく濃い。 作者のエゴや、他を省みない頑固さに幻滅する場面もあります。そりゃそうです、読む人を喜ばせよう、楽しませようとして書いたものでは無いので。そういうのをひっくるめて綴られた青春の記録。 僕は涙無しには読めませんでした。
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