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「愛」なき国 介護の人材が逃げていく
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「愛」なき国 介護の人材が逃げていく

NHKスペシャル取材班, 佐々木とく子【著】

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「愛」なき国 介護の人材が逃げていく

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 阪急コミュニケーションズ
発売年月日 2008/08/11
JAN 9784484082172

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商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2020/02/19

介護制度の現状を、様々な当事者の声を交えながら、うまく整理して提示している。いかにもNHK。さすがNHK。第2章1節で、これまでの高齢者福祉の流れがまとめられているが、これが簡にして要を得ている。また、コムスン事件やくすのきの郷事件についても、簡潔ながら事件に至る事情がよくわかっ...

介護制度の現状を、様々な当事者の声を交えながら、うまく整理して提示している。いかにもNHK。さすがNHK。第2章1節で、これまでの高齢者福祉の流れがまとめられているが、これが簡にして要を得ている。また、コムスン事件やくすのきの郷事件についても、簡潔ながら事件に至る事情がよくわかった。10年以上前の番組であり本でもあるのだが、ぜひ同じテーマで最新の状況を番組化・書籍化してほしい。

Posted by ブクログ

2012/11/16

【読書その116】平成19年3月に放送されたNHKスペシャル「介護の人材が逃げていく」を書籍化した本。自分自身が仕事で担当する分野も多く、一気に読み切る。理解できるところ、できないところがあるが、しっかりとしたエビデンスを調べながら自分の中で消化したい。立場は違えど想いはみんな同...

【読書その116】平成19年3月に放送されたNHKスペシャル「介護の人材が逃げていく」を書籍化した本。自分自身が仕事で担当する分野も多く、一気に読み切る。理解できるところ、できないところがあるが、しっかりとしたエビデンスを調べながら自分の中で消化したい。立場は違えど想いはみんな同じだと思う。それにしても、自分が今の場所にいることの重さを痛感する。一方で、その幸せを噛みしめる。今まで以上に頑張らないといけないと気持ちを新たにする。

Posted by ブクログ

2012/09/19

<特に印象に残ったこと> *介護保険制度は砂上の楼閣か *介護士は使い捨て、5年後すら想像がつかない *もはや、スタッフの頑張りでどうにかなるレベルではない *人が辞めると、蓄積した知識が一気に失われてしまう *時間をかければものになる若者を、余裕がないから雇えない *介護でいう...

<特に印象に残ったこと> *介護保険制度は砂上の楼閣か *介護士は使い捨て、5年後すら想像がつかない *もはや、スタッフの頑張りでどうにかなるレベルではない *人が辞めると、蓄積した知識が一気に失われてしまう *時間をかければものになる若者を、余裕がないから雇えない *介護でいう優秀あ人材は、いわゆる偏差値の優秀さではありません。 たとえば自分がおとしめられた経験があったりして、社会の冷たさや人間のいやらしさに 敏感で、性格のより人が、非常によい人材になります。 *とにかく我々のいいところを伝えようと、それを心がけてやっただけです。 *仕組みと実態の乖離を是正してほしい。「たとえば、要介護5がいちばん重いといわれていて、介護報酬もいちばんた高く 設定されています。でも本当は、いちばん人手がかかるのは要介護3 *ドイツの介護保険だが、在宅サービスはあくまでも家族介護を補助する制度として位置づけられていて *第1位は「働きぶり・能力によって賃金に差をつけてつけてほしい」第2位は「経験・勤務年数によって賃金に差をつけてほしい」 *続けたいのに、子どもが生まれたら転職するしかない」 *すぐに辞めて技術が蓄積できない日本人よりも、継続して熱心に働いてくれるフィピン人を雇った方が、介護の質を保てるのではないか」 *もともとフィピンは労働力を“輸出”し、外貨を手に入れるで出稼ぎ大国である。 *介護の心を持っている人であれば外国人でも関係ない *カナダ行きを希望した女子学生は、2年間介護士として働けば永住権をもらえること *日本以外の国だって、いい条件ではたらけるチャンスがたくさんあります。 *団塊の世代から、いよいよ“男介の世代”に突入 *介護保険は社会保障ではなく、市場原理で成り立っている *生活は、市場で買うサービスや物と、市場で買わずにみんなで分かち合って消費するもの、すなわち「社会サービス=悲しみの分かち合い」 との二つから成り立っている。ところが日本人には「自己責任」という意識が強く、「悲しみの分かち合い」を分かち合わないという傾向がある。 *自分がいかに豊かになるかだけを追求してきた結果、社会保障が貧困になってしまったのだろう。 *人生の最期を引き受ける大切な仕事だからこそ待遇が大事 *やりがいがあるはずなにに、やりがいがない *介護は、心理学では感情労働と呼ばれる仕事だ *助けがあれば自立できる人の自立を、妨げるのが目的か *介護報酬を下げれば人件費もさげられるのは当たり前 *質の高い介護実現することで、人もお金もうまく回る *制度に人を合わせるのではなく、人に合わせる制度を作りたい *基本的人権を手に入れたいと願うのは、決して贅沢なことではない。 *黙っていたのでは、やすらかに死ぬ権利を求めて戦わなければならないのだろう。 *介護の問題は「愛」があれば何とかなるという甘っちょろい話ではない。

Posted by ブクログ

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