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実存主義 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 1962/06/23 |
| JAN | 9784004120100 |
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実存主義
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実存主義
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商品レビュー
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パスカル、キェルケゴール、ニーチェ、ドストエフスキー、ハイデガー、ヤスパース、サルトル。彼らは実存主義と一括りにするには、各々があまりにも尖り過ぎているし、本人達も不本意ではあるだろうが、思想の影響と系譜は見え隠れするし、共通するテーマが皆無なわけではない。事物とも道具とも違う人...
パスカル、キェルケゴール、ニーチェ、ドストエフスキー、ハイデガー、ヤスパース、サルトル。彼らは実存主義と一括りにするには、各々があまりにも尖り過ぎているし、本人達も不本意ではあるだろうが、思想の影響と系譜は見え隠れするし、共通するテーマが皆無なわけではない。事物とも道具とも違う人間としての現実存在、その特殊な在り方を実存と著者は述べる 実存主義はその性質上、定義、グルーピング、体系化が困難なのもあってか、入門書を調べても中々見つからず、大抵はサルトルの著書にぶち当たる。そんな中、本書は1962年に出版されたものであり、岩波書店が近年復刻したものを入手。実存主義の定義、系譜が、著者を含む同時代の研究者達の意見に基づき整理されているし、現代人が円滑に読める表現で書かれているので、まさに求めていたものだった。興味がある方は「実存主義の樹」で調べると面白いと思う。異論を挟みたくなる人もいるだろうが、私は好きだ 実存主義者と評された哲学者達は、理性主義、普遍的な真理、絶対精神などを強く批判しているが、彼ら自身もヒト特有の在り方を他存在者と差別化し特別扱いしてると感じた。更に、非本来性と本来性、即自と対自、などの概念には啓蒙主義的な面も見え隠れする。理論としては納得も共感も強くするが、ルサンチマン、ダスマン、頽落、自己欺瞞という表現は、あくまで自戒の為に使い、他者や大衆に向けて投げ掛けるようなことがないように注意したい。マルクス、構造主義、精神分析も学びバランスを取りたいところ 余談だが、私は著者の没後一年後に生まれ、彼がかつて教授を務めた早大へ入学し卒業した。そして出版後60年経った現在となって彼に多くを学んだという体験は、ある種の感慨深さと哲学の強力なクラシックさを感じた
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古いということもあり、新書としてはかなり難しい部類だとは思いますが、書内で実存主義の系譜が明確に示されていて、非常に勉強になりました。
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実存主義の思想についてわかりやすく解説している入門書です。著者は、サルトルの『存在と無』の訳者であり、本書でも主にサルトルの無神論的実存主義の立場に依拠して、実存主義思想の系譜を紹介しています。 本書ではまず、サルトルの『実存主義とは何か』にもとづいて、「実存」という概念の基本...
実存主義の思想についてわかりやすく解説している入門書です。著者は、サルトルの『存在と無』の訳者であり、本書でも主にサルトルの無神論的実存主義の立場に依拠して、実存主義思想の系譜を紹介しています。 本書ではまず、サルトルの『実存主義とは何か』にもとづいて、「実存」という概念の基本的な意味が説明されます。つづいて、無限と虚無のあいだに置かれた「中間者」として人間を規定したパスカル、ヘーゲル哲学から抜け落ちてしまう神の前に立つ個人のありかたを追い求めたキルケゴール、神の死の時代を生きる実存的人間の生を称揚したニーチェの思想がとりあげられ、実存主義の先駆者として位置づけられています。 次に、有神論的実存主義の諸思想家がとりあげられます。ここでは、ドストエフスキーの文学の影響のもとで独自の実存思想を構築したロシアの思想家のシェストフとベルジャーエフが解説されています。また、存在の歴史に思索をめぐらせるハイデガーや、現実の歴史的状況のなかでその限界を超える実存のすがたをえがこうとしたヤスパースの思想も紹介されています。 最後に、『存在と無』に依拠して、サルトルの無神論的実存主義の思想の解説がなされています。著者はサルトルの入門書として、勁草書房「思想学説全書」の一冊として『サルトル』を出版していますが、本章はさらにコンパクトなサルトル哲学の概説ということができるように思います。
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