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鬼女の都 祥伝社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2005/09/05 |
JAN | 9784396332457 |
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鬼女の都
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
京都、古典文学が好き…
京都、古典文学が好きな人にもたまらない推理小説。京の言葉、街並みや風景などの描写、どれをとってもため息が出るくらい上品で趣き深く書かれていました。読んで強く感じたことは2面性。京の街、人、あるいは全てのものの持つ2面性。氏は心理描写がとてもうまいです。共感しつつも、ひやっとする描...
京都、古典文学が好きな人にもたまらない推理小説。京の言葉、街並みや風景などの描写、どれをとってもため息が出るくらい上品で趣き深く書かれていました。読んで強く感じたことは2面性。京の街、人、あるいは全てのものの持つ2面性。氏は心理描写がとてもうまいです。共感しつつも、ひやっとする描写が結構あり、少し考えさせられました。主人公達は20歳そこそこなのでどんな推理になるのかと思ってしまいましたが、特に杳臣くんは、「葵上」を引用した古典や能の知識が膨大なので、けっこう楽しめました。次に京都へ行く時、私は絶対見方が変
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
京都を舞台とした小説を書く同人作家が死ぬ。主人公たちは、死に追い込んだ「ミヤコ」の正体を探るため、遺稿のあらすじを元に京都の取材を始める. 京都への期待と思い込み、地元の生活とのギャップと、二人の意識のずれが死を呼び込んだ話。 思い込みの激しい同人作家や京都の描写が良い。謎解き役のキャラのせいか解説シーンがやや冷める感がある。
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京都を舞台にした小説を同人誌で発表する藤原花奈女が自殺します。同人作家であり、熱烈なファンでもあった吉田優希は未完の遺作を書き継ぐために京都で取材を始めるのですが、怪事件が次々と彼女を襲います。 良く出来たミステリーだと思います。ただ、京都という歴史の特異性を表現したい為か、登場...
京都を舞台にした小説を同人誌で発表する藤原花奈女が自殺します。同人作家であり、熱烈なファンでもあった吉田優希は未完の遺作を書き継ぐために京都で取材を始めるのですが、怪事件が次々と彼女を襲います。 良く出来たミステリーだと思います。ただ、京都という歴史の特異性を表現したい為か、登場人物皆揃って「京都とはなんぞや」というのを語り尽くすので白けてしまいました。 また、源氏物語を題材とした能楽「葵上」が古文で読み辛かったです。 主人公の女性が「ボク」という一人称で表現していましたが、何か狙いがあったのでしょうか?どうも違和感がありました。
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