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虹いくたび 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1963/07/10 |
| JAN | 9784101001173 |
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虹いくたび
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商品レビュー
3.7
17件のお客様レビュー
三人の異母姉妹の虹の…
三人の異母姉妹の虹のように儚い愛を描いている。
文庫OFF
死と不在が色濃く漂う戦後の空気の下、姉妹は悲哀を抱えながらも気丈に生きている。しがらみの中で自由な生を探す姿は強く美しい。とらえどころがなく、はかなくも、希望がひらめき、ほのかに色づく。「雪国」の川端が描く、虹のような汽車の旅へ。
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虹いくたび 著者:川端康成 発行:1963年7月10日 新潮文庫 初出:「婦人公論」1950年3月号~1951年4月号 (2024.11.19読了) 先週読んだ「美しさと哀しみと」と一括りにできるような、同類っぽい小説だった。この2冊は、偶然、ブックオフで見つけてまとめて買ったのにすぎないのだが。 この小説は、多くの人が自殺をした、する、という話である。簡単に自殺を登場人物にさせてしまう。今の時代に読むと、とても違和感があるが、川端康成がガス管を加えて自殺した、という衝撃的なニュースを聞いたのは僕が中学生の時だった。小説が書かれたのが、終戦からまだ5年、朝鮮半島でまた新たな戦争が行われている時。死はごく身近なものだったのだろう。死ぬも生き残るも、紙一重。そう思うと、小説の途中で百子が思いにふける自殺と生の紙一重感に関すテーマも見えてきそう。 希望と絶望。何度も繰り返すものかもしれない。虹が見えた、でも、それは消えていく。とはいえ、また虹が見えれば希望を抱きたくもなる。病気が治る、いやまだ治らない。薬が回ってくる、切れれば現実に引き戻される。その繰り返しが人生か・・・虹いくたび、タイトルには記憶があるが、若い頃には読んでなかった川端作品だと思う。 水原麻子という若い娘が主人公。父親は水原常男という建築家で、それなりに裕福。姉の麻子は腹違い。もう一人、腹違いの妹・若子が京都にいるが、まだ会っていない。 百子の母親は、常男と結婚したかったができなかったので自殺した。常男が結婚したのは麻子の母親だったが、彼女もすでに死んでいる。若子の母親は京都にいるが、若子を産む前にも別の子を生んでいた。 百子は奔放に生きている。麻子はどちらかというと真面目。父親の常も建築家らしく自由を好む。百子は、今、若い男の子を相手にしている。少年である。以前は西という少年、今は竹宮少年。箱根へ出かけてモーター・ボートで遊んだりしている。麻子は京都の妹を探しに現地へ行ったりしている。百子は同性愛者でもある。そして、竹宮少年も同性愛的な面をもち、百子がそこから脱却させて自分が満足しようとしている面が。二人の関係は、それぞれの同性愛の変形にすぎない、とも百子は考える。 百子には、以前、啓太という恋人がいた。航空兵であり、特攻隊員として死んだ。生前、百子の乳房を象って盃を作った啓太。それで別れの酒を飲むつもりだという。啓太の死後、百子は青酸カリを飲んで死のうとした。工場に動員されていて、当時は敵が上陸した時にそなえ、女子たちには青酸カリが配られていた。いつでも死ねるように。それを飲んだ。しかし、死ねなかった。母親(麻子の母)が、首から提げた袋に入っている錠剤を砂糖に取り替えていたためだった。 百子は、竹宮少年をふった。竹宮は別れたくないといった。あんたを殺して自分も死ぬといいはり、一旦は首に手をかけたが殺せなかった。そして、百子が妊娠を告げると、「僕の子供じゃないや。僕が子供じゃないか」といって逃げ出していった。その後、竹宮少年は自殺した。 啓太の父親は京都に住む。常男に茶室の設計を頼み、それが完成した。啓太には夏二という弟がいて、東京の大学に通う。麻子と接近中でもあり、百子の心の内は複雑だった。夏二は啓太に似ていて、思い出される。 啓太の父親、百子の父親、二人が心配し、医師と謀って百子の子を堕胎させる。 百子の母親は、結婚できないから、麻子の母親と常男が結婚するから、自殺した。しかし、麻子の母親が砂糖とすり替えてくれたお陰で、自分は自殺に失敗して生きながらえた。竹宮は自殺した、自分は間一髪殺されなかった、しかし子は死んだ。 最後は、若子にも出会う。 ************* 水原常男:建築家 麻子: 百子:麻子の姉、少年数人を相手、同性愛? 若子:京都にいる妹、 *百子の母は自殺 すみ子:死んだ妻、麻子の母? 菊枝:京都の女、若子の母親 有子:菊枝の子、若子の姉、芸妓 竹宮:百子が相手する少年 西:百子が相手していた少年 夏木啓太:百子の昔の恋人、航空兵、「乳腕」を作る、沖縄で戦死 青木夏二:啓太の弟、京都で再会、父親が茶室を常男に発注 大谷:汽車で乗り合わせた チイ子:その赤児
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