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幸いなるかな本を読む人 詩集
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幸いなるかな本を読む人 詩集

長田弘【著】

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幸いなるかな本を読む人 詩集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社
発売年月日 2008/07/25
JAN 9784620318936

幸いなるかな本を読む人

¥1,815

商品レビュー

4.8

7件のお客様レビュー

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2022/01/29

読書エッセイを読んでそこから読む本を探す参考にすることがありますが、この詩集は短い詩の中に作品の世界観や著者の感じた魅力がつまっており、未読の作品でも既読の作品でも楽しめる一冊となっておりました。 手元に置いておきたくなる1冊です。

Posted by ブクログ

2019/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2008年刊です。 二十五冊の本をめぐる二十五篇の詩からなっています。 「檸檬を持っていた老人」(梶井基次郎『檸檬』) カジイモトジロウ。人は死ぬが、 よく生きた人のことばは、死なない。 歩くことは読むことである。 「終わりのない物語」(アンデルセン『雪の女王』) 鏡のガラスの粒が入りこんだ 少年の目は、もはや何も見なかった。 それでも目は、言葉をもとめたが、 読みたい言葉は、どこにもなかった。 心臓はまるで氷の塊のようだった。 けれども、寒さは感じなかった。 心臓に突き刺さった鏡のかけらが、 ふるえる感受性を奪ったからだ。 「幼年時代の二冊の本」(ヴァルター・ベンヤミン『ベルリンの幼年時代』) いったい、その本の名は何だったのだろう? 幼年時代のなかには、二度と ふたたびは、見いだせない本があるのだ。 「魂とはなんだ?」(中島敦) 心憂る日には、中島敦を読む。 いったい魂とはなんなんだ、と考えながら。 「深林人知らず」(夏目漱石『草枕』) 景色に、苦しみがないのは何故だろう。 苦しんだり、怒ったり、騒いだり、 泣いたりは、人の世につきものだ。 「かつ消え、かつ結びて」(鴨長明『方丈記』) 八百年昔にも、星はおなじことを言った。 ただ、静かなるを望みとし、 愁へ無きを楽しみとす、と。 二十五冊の本のうち、既読なのは、梶井基次郎『檸檬』、アンデルセン『雪の女王』、中島敦『山月記』しかありませんでした。(教科書に出てくる本ですね) あと、漱石くらいは読んでいないと恥ずかしいかなと思いましたが、この詩集を読むだけでも、知的になったような気分を味わえました。 図書館に返却するのが惜しいので、抜き書きしました。

Posted by ブクログ

2016/03/02

梶井基次郎の檸檬、京都丸善、なつかしい。 「檸檬」という漢字のタイトルにひかれて、買った本、 京都丸善閉店したんだ。今は丸善&ジュンク堂だそうだ。

Posted by ブクログ

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