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八月十五日の夜会
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/07/31 |
JAN | 9784104500024 |
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八月十五日の夜会
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3.5
4件のお客様レビュー
好物のテーマのひとつである太平洋戦争・沖縄戦もの。 大岡昇平『野火』を彷彿とさせるような、乾いてざらざらした死の感覚。裏切りと欺瞞の連鎖。 サディスティックな描写の中に、生の根源に触れるような深みがある。 読み進めるのが苦痛になる人もいるだろうな。「戦う相手を間違えてるんじゃない...
好物のテーマのひとつである太平洋戦争・沖縄戦もの。 大岡昇平『野火』を彷彿とさせるような、乾いてざらざらした死の感覚。裏切りと欺瞞の連鎖。 サディスティックな描写の中に、生の根源に触れるような深みがある。 読み進めるのが苦痛になる人もいるだろうな。「戦う相手を間違えてるんじゃないか」というコメントがぴったりくる気がした。
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終戦間際の沖縄諸島での戦争の話。 追い詰められた兵隊の人間模様と葛藤にドキドキしながら引き込まれる。 本当にそうだったんだろうなぁと思える、理不尽な殺人行為。 しかし、殺すことを命じる上官の心境も察することができる。 同じ立場であったら、自分もそうしたかもしれない。 とにかく戦争...
終戦間際の沖縄諸島での戦争の話。 追い詰められた兵隊の人間模様と葛藤にドキドキしながら引き込まれる。 本当にそうだったんだろうなぁと思える、理不尽な殺人行為。 しかし、殺すことを命じる上官の心境も察することができる。 同じ立場であったら、自分もそうしたかもしれない。 とにかく戦争は人を狂わせている。 終戦を知った後の日本人の返り身の早さというのも、国民性が出ている 気がする。 これ以上、突っ込んで当時の話を知りたいとは思わないが、この小説を 読んで、戦争とはそうだったんじゃないかということに改めて思いを馳せる きっかけとなった。
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主人公の秀二が、祖父の死をきっかけに出向いた沖縄で出くわす、太平洋戦争終結前後の沖縄のとある離島での出来事を吹き込んだテープが物語の大半を占める。 戦争の悲惨さというステロタイプのことばでは表しきれない、凄惨さ、やりきれなさ、人間の業などが丹念に描かれる。 こんな戦争の体験は、わ...
主人公の秀二が、祖父の死をきっかけに出向いた沖縄で出くわす、太平洋戦争終結前後の沖縄のとある離島での出来事を吹き込んだテープが物語の大半を占める。 戦争の悲惨さというステロタイプのことばでは表しきれない、凄惨さ、やりきれなさ、人間の業などが丹念に描かれる。 こんな戦争の体験は、われわれにしっかり語り継がれているのだろうかと感じる。
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