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紫禁城 清朝の歴史を歩く 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/07/18 |
JAN | 9784004311416 |
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紫禁城
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
古本で購入。 明末期の李自成の乱に乗じた清軍による北京入城から廃帝溥儀の退去まで、そしてその後の故宮博物院の開館を描く。 視覚化された権威そのものであり、その内部に複雑なヒエラルキーの構造を内包した紫禁城を、ひとつの「主役」としているところが特徴と言えるかもしれない。 朝廷に仕...
古本で購入。 明末期の李自成の乱に乗じた清軍による北京入城から廃帝溥儀の退去まで、そしてその後の故宮博物院の開館を描く。 視覚化された権威そのものであり、その内部に複雑なヒエラルキーの構造を内包した紫禁城を、ひとつの「主役」としているところが特徴と言えるかもしれない。 朝廷に仕える女官(宮女)や宦官(太監)の制度や日常業務に触れられているのも、なかなかおもしろい。 基本的にはすっきりとした清史概説になっているが、所々に不親切な点もあって困ることも。 たとえば西太后が表舞台へ登場するくだり。 宮女選考試験「選秀女」に応募した葉赫那拉(エホナラ)氏こそ後の西太后なのだが、この後、帝位継承に絡むところで唐突に 「今や皇太后に昇格した載淳の生母・懿貴妃と~」 という文が出てくる。 葉赫那拉氏(西太后)=懿貴妃という繋がりがそれまでに全然出てこないので、やや面食らってしまうのだ。 筆者の引用する、1921年(大正)に中国を旅した芥川龍之介が『支那游記』で紫禁城について記した文が印象的。 「紫禁城。こは夢魔のみ。夜天よりも厖大なる夢魔のみ」 大宮殿が抱える光と闇の強烈なコントラスト、とそこに蠢く人間に興味がある人にはオススメできる1冊。 でも清史の概説だったら、同じく「紫禁城」をタイトルに冠した『紫禁城史話』(中公新書)の方がいいかも。
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紫禁城に行ってみたいのですが、当面中国に行く予定がありません。 しかし、春に台湾へ行く予定なので、故宮博物館で清朝の雰囲気だけでも味わいたいです。
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