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テクノ・ブレイン ~戸田誠司対談集
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ソフトバンク |
発売年月日 | 1997/07/15 |
JAN | 9784797303032 |
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テクノ・ブレイン ~戸田誠司対談集
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1997年ごろ時点における、コンピュータを用いた音楽制作についてのざっくばらんな対談集といった感じ。 個人的な関心として、90年代のテクノミュージックがどのように日本で受容されていたのかということが気になり読んでみた。ここに出てくるミュージシャンのなかで、80年代テクノを引きず...
1997年ごろ時点における、コンピュータを用いた音楽制作についてのざっくばらんな対談集といった感じ。 個人的な関心として、90年代のテクノミュージックがどのように日本で受容されていたのかということが気になり読んでみた。ここに出てくるミュージシャンのなかで、80年代テクノを引きずってないのは細野晴臣氏だけと言っていいはず。砂原良徳氏やテイ・トウワ氏はどっちかというと80年代テクノ+ヒップホップ的な感覚なのかなと感じられた。 教授と幸宏さんは80年代テクノを引きずっていて細野さんだけがアンビエントテクノ以降の「テクノ」の感覚で音楽をしていたと語られていた『Technodon』の制作裏話などとても興味深かった。よく考えると細野さんは90年代当時に808 StateやThe Orbにリミックス頼んでるのすごいなと(東京ドーム公演の前座もThe Orbだったわけだし)。 あと重要なこととしては、テクノロジーの発達によってベッドルーム録音がわりと普及してきたタイミングのミュージシャンの感覚の証言が残されていること。スタジオで綺麗に録るのではなくローファイな環境で録った音に美意識を込めているところなど、この時代の音について考えるのに重要なポイントなのだろうなと思った。 まだちょっと言語化できないけれど、初期DTMのころにあったパソコンで音楽作ることへの懐疑的な視線は、現代にも形を変えて残っているのではないかと感じたりもした。つまり、楽するためのテクノロジーではないと。とはいえ今やPCでめちゃくちゃ音を作り込めるわけで、むしろPCミュージックの時代におけるローファイさとは何かを考える必要があるのかもしれない。 蛇足ですが、「テクノ」と掲げるのなら、Ken Ishii氏とかススム・ヨコタ氏とかと対談してほしかった。
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