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純粋なるもの トップ棋士、その戦いと素顔 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1999/12/01 |
JAN | 9784101393216 |
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純粋なるもの トップ棋士、その戦いと素顔 島 朗 2018年8月6日読了。 平成11年12月1日発行の文庫本。西暦で言えば1999年。出てくる棋士は今や大ベテランのトップ棋士ばかり。 屋敷伸之九段がまだ七段だったり、佐藤康光九段や森内俊之九段がまだ三段、四段だったころの話が多く...
純粋なるもの トップ棋士、その戦いと素顔 島 朗 2018年8月6日読了。 平成11年12月1日発行の文庫本。西暦で言えば1999年。出てくる棋士は今や大ベテランのトップ棋士ばかり。 屋敷伸之九段がまだ七段だったり、佐藤康光九段や森内俊之九段がまだ三段、四段だったころの話が多く、当時の棋界の裏話的なものも掲載されていてとても面白い。 メインの登場人物は森下卓、佐藤康光、森内俊之、羽生善治、島朗辺り。 先崎学や大山康晴、米長邦雄なども出てくる。 行方尚史や郷田真隆が「若手」と表現されているのが時代を感じさせる一冊。 またプライベートな話が多く、棋士の人となりを感じることが出来る内容で面白い。 詰将棋 タイトル戦のため新幹線で移動中に羽生善治に四十七手詰の難問を見せたところなんとたった8分で解いてしまい同行していた観戦記者が「これは他の若手には言えないな」と思ったという。 竜王戦(オーストラリア) 解説として同行していた佐藤康光は観戦記者の西條と空いた時間で海水浴を楽しんだ。 佐藤康光が「ちょっと泳いできます」とメガネを掛けたまま泳ぎに行こうとすると、西條が「海に流されてしまうよ」と注意したところ、佐藤が「外すと何も見えないんですよ」と返した。 数十分経った頃、ふらふらと焦点の定まらない様子で歩いてくる佐藤に「…メガネは?」と西條が聞いたら「波に流されたようです」と答えたという。 いやはや、お茶目過ぎるぜ佐藤九段(笑) 将棋界のトッププロ棋士の魅力あふれるキャラクターをしたためた一冊。良書。
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羽生世代の才能をいち早く見抜き、先輩ながらともに成長した島さんの著作。 それぞれのエピソードが微笑ましくも厳しくもあり、 タイトル通り「純粋なるもの」達ばかりで、 胸が熱くなる。
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