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ふたたびの虹
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2001/09/10 |
JAN | 9784396631987 |
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ふたたびの虹
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商品レビュー
3.9
32件のお客様レビュー
オフィス街の路地裏にひっそりと営業している小料理屋 女将手作りのおばんざいが大皿に並び、お酒を楽しむ人にも白飯を楽しむ人にも居心地の良いお店 素敵な料理屋さんのお話…ではなく、常連客に起こる様々な出来事に静かに女将が寄り添う 深入りせず、かと言って放って置きもせず、つかず離れず良...
オフィス街の路地裏にひっそりと営業している小料理屋 女将手作りのおばんざいが大皿に並び、お酒を楽しむ人にも白飯を楽しむ人にも居心地の良いお店 素敵な料理屋さんのお話…ではなく、常連客に起こる様々な出来事に静かに女将が寄り添う 深入りせず、かと言って放って置きもせず、つかず離れず良い距離を保っている 女将自身にも陰があり、それが徐々に垣間見えてくる 穏やかに、でも確実にそれぞれの人生の重要な場面が静かに迫っている 過去と現在は未来の土台であって、否定できるものではない ゆっくりで良いから、ひとつひとつ確かなものだけを手に入れて大切にしていきたい
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女将さんの過去がどんどん明るみに出てくる小説。 一気に展開が変わっていくのと、大人の恋愛とが同時進行していく感じ。 一番印象に残ったのが、「人生の一番最後にたどり着いた場所に、自分がなれた。」 「いちばん大切なものが財産だとか何だとかより、女として愛されること。」義理の母である時...
女将さんの過去がどんどん明るみに出てくる小説。 一気に展開が変わっていくのと、大人の恋愛とが同時進行していく感じ。 一番印象に残ったのが、「人生の一番最後にたどり着いた場所に、自分がなれた。」 「いちばん大切なものが財産だとか何だとかより、女として愛されること。」義理の母である時枝さんのセリフ。 女将さんにはなかったもの。過去を精算した未来にありますように。 この本を読んだ自分も、そうでありたいなと思った。 最後に愛が溢れてて温かい気持ちになった。
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著者に聞き覚えはあるけど、果たしてどういういきさつでこの本を借りたのかしら…^^;。 でも、めちゃくちゃ面白かった。なんだろうこの後の引き具合。 おばんざい屋を営む女将さんと、そのお客さんたちのあれこれ、ちゅう筋は「ぼったくり」と、同じような感じ。 常連さんと徐々に「いい関係」...
著者に聞き覚えはあるけど、果たしてどういういきさつでこの本を借りたのかしら…^^;。 でも、めちゃくちゃ面白かった。なんだろうこの後の引き具合。 おばんざい屋を営む女将さんと、そのお客さんたちのあれこれ、ちゅう筋は「ぼったくり」と、同じような感じ。 常連さんと徐々に「いい関係」に、なっていくあたりも、似たような感じやなあ! おいしい料理とすてきな空間を生み出す店員さんとその常連客がいい関係になるっていうのは、全人類の憧れなのかもしれんな…。 (私もめっちゃ憧れるよ。おいしい料理とすてきな笑顔と話を聞いてくれるそこそこイケメンおじさんがいる店があったら、通うわー!) (もてなす方じゃないのか) ただ、その「あれこれ」が、案外深いあたりが…。女将さんの過去もちょっと意外やったし、解説を読んだ感じでも一体著者はどういう作風の方なんやろう。 かなり尖がってそう(笑)? 夢があるのか現実感たっぷりなのか、どちらともいえない配分は独特のものやな。 だからこそ余計ページをめくる手が止まらんかった! 今はなかなかまとまった読書の時間が取れへんのに、それでもこの本はイッキ読みしたし、ああまた読書がしたい、と、思わせてくれる本やった。 別タイトルも読んでみたいな。できれば、この本くらいマイルドなものを。笑 あと、緑色の桜は絶対来年見よう。たぶん、今年も造幣局の通り抜けで見てる。緑っていうか、白っぽいってやつよね。 たぶん、見てる。でも「緑色の桜」とは思って見てなかったから。 こうやって、同じものを見ても、どう見るかによって深さと感じ方が変わってくるのを、最近すごいよく感じる。 わりといろいろなものを見たり聞いたりする機会があるのに、何も考えなさすぎちゃうかと、我ながら反省。
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