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美人料理
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2008/07/25 |
JAN | 9784120039652 |
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美人料理
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
変わった中華料理の蘊蓄。この人は本当に博学だが、それが膨大な資料を読み下す事で成り立っている事が分かった。料理について、語るには 知識と洞察力と自分の体験が重なって初めてなし得るものと納得が行った。それにしても、中華料理の奥深さには感心。
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大学時代の英語の授業でのこと。普段は終止たんたんと授業を進める先生が、唐突に雑談から講義をスタートさせました。それは、先生がとある賞に輝き、その賞金+借金してまで中国へ行って満願全席を堪能していたら、地元のマスコミの耳に入って取材ウケまくった…というような話だったと思います。 ...
大学時代の英語の授業でのこと。普段は終止たんたんと授業を進める先生が、唐突に雑談から講義をスタートさせました。それは、先生がとある賞に輝き、その賞金+借金してまで中国へ行って満願全席を堪能していたら、地元のマスコミの耳に入って取材ウケまくった…というような話だったと思います。 十数年前の話なのでそのときのお話はうろ覚えですが、少なくとも確実に覚えているのは、その先生が「酒仙」という小説で「日本ファンタジーノベル大賞」の優秀賞を獲得したということ。そして、その英語の先生こそが本作「美人料理」の著者でもある南条竹則先生だった、ということです。 その時の、ほぼ雑談で終わった講義の印象から「この人は中国の食文化にすご〜く関心を持っている人なんだなぁ」と思ってましたが、たまたま本屋で本作を見かけ、読了した今、その印象は確かなものだったのだと思っています。 本作は(およそ90%くらい?)中国の料理とその由来とか歴史的背景について、南条先生の思うがまま語られているエッセイ。個人的にはただ単に蘊蓄を語るのではなく、自己の体験談を交えて語る「詰める食べ物」と、“美人肝”という料理を追い求める体験談+美味と歴史的美人の関係を記した「美人料理」の章が、とっても面白くて印象に残っています。 飄々とした文章も、淡々と授業を進めてた南条先生らしくて、当時の授業の様子が思い出されます。「酒仙」を筆頭に、先生の作品はほかにもいくつかあるようなので、機会があったら読んでみたいと思いました。
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