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桜島・日の果て 新潮文庫
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桜島・日の果て 新潮文庫

梅崎春生(著者)

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桜島・日の果て 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/07/01
JAN 9784101066011

桜島・日の果て

¥385

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2012/01/29

一気に読み終わり! 帯につられて買ったのはいつだったか…。3年前か。 ずっと読まずにおいておいて、ふと読みたくなり、一気に読了。 戦争を題材にしながら、それに対する変な涙はどこにもなく、人間の心情を書いている……と私は思った。 こういう小説好き。

Posted by ブクログ

2012/01/07

ゼミの顧問の先生の好きな作家だったので、前々から読んでみたいと思っていた作家の本。 僕はもともと戦争を扱った小説が好きなので、楽しんで読むことができた。しかし戦争とは関係のない「蜆」や「黄色い日日」といった作品も予想以上に面白く、同作家の他の作品も読みたくなった。

Posted by ブクログ

2009/01/20

作者の梅崎春生は、1944年に海軍へ招集されて暗号特技兵というものを務めたそうだ。その時の体験を踏まえて描かれたのが、表題作の『桜島』である。戦争末期、米軍の上陸に備える桜島へ転勤になった暗号兵・村上。「死について考えることが、生への執着を逆にあおっていたに違いなかった」という。...

作者の梅崎春生は、1944年に海軍へ招集されて暗号特技兵というものを務めたそうだ。その時の体験を踏まえて描かれたのが、表題作の『桜島』である。戦争末期、米軍の上陸に備える桜島へ転勤になった暗号兵・村上。「死について考えることが、生への執着を逆にあおっていたに違いなかった」という。 この作品を読んでいて、戦後まもなく書かれたような気がしないと感じていた。作品では「戦地」という死が目前に迫った場所ではあるが、なんとなく、現代でもいつでも死はそこにあるものだと考えれば、深く共感したり、考えさせられたりする。 この作家がいたことを知らずにいたことがもったいない。

Posted by ブクログ

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