ブッダ(潮ライブラリー版)(8) 祇園精舎 潮ライブラリー

手塚治虫(著者)

• 販売会社／発売会社: 潮出版社
• 発売年月日: 1999/01/05
• JAN: 9784267015182

商品レビュー

2013/11/04

慈悲 あなたがだれか苦しんでいる人のことをあわれんだとき、同じように別の人がきっとあなたについてあわれんでくれているはずです。

2008/06/01

1〜8まで一気に読んだ。過去に犯した罪に悩み、夢でうなされ続ける人にすべて洗いざらい話すことによってもう一度新しい人間に生まれ変わることができるということを諭す。すべての人を受け入れ、その人がありのままの自分になれるよう包み込むブッダ。そんなブッダでもいつも自問自答し、悩み苦しんでる。どんな人でも、いくつになっても人間は悩み続けるのだなぁと思った。だからそこに成長があるのかな。それにしても手塚治虫はすごい漫画家なんだ、、おどろいた。2008/5/31

2008/04/28

『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。

「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか！国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」（第4部でのブッダの台詞）を、僕は特によく思い出します。