1,800円以上の注文で送料無料

孫子 新装版(下) 講談社文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

孫子 新装版(下) 講談社文庫

海音寺潮五郎【著】

追加する に追加する

孫子 新装版(下) 講談社文庫

定価 ¥607

330 定価より277円(45%)おトク

獲得ポイント3P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/07/14
JAN 9784062760676

孫子 新装版(下)

¥330

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/02/27

上巻の方がいわゆる孫子その人に関する小説だが、小説としては下巻の方が物語として一貫したが流れがありずっと面白かった。 解説と上巻の前置きを改めて読んでみるとその理由が理解できるような気がする。原典に十分な記述がない孫武と、それよりは逸話が多く残っている孫臏の違いであり、歴史を大き...

上巻の方がいわゆる孫子その人に関する小説だが、小説としては下巻の方が物語として一貫したが流れがありずっと面白かった。 解説と上巻の前置きを改めて読んでみるとその理由が理解できるような気がする。原典に十分な記述がない孫武と、それよりは逸話が多く残っている孫臏の違いであり、歴史を大きく変えてまで小説を創作するものではないという著者の姿勢によるものであろう。 なかには歴史的事実を顧みない歴史小説もあったりするが、個人的にはこうした姿勢の方が好感が持てる。 さて、それはさておき、孫子の兵法の実践として面白い小説だった。

Posted by ブクログ

2019/07/23

孫武が活躍した時代から150年後、彼の孫(まだ後の子孫の説も)である孫びんの話です。 子ども時代は勉学にまったく興味もなく、遊び惚けていた孫びんですが、のちに友人となるほう涓(ほうけん)の影響で、兵法に目覚めていきます。 時が経ち、魏につかえ大将軍となったほう涓を訪ねた孫びんは、...

孫武が活躍した時代から150年後、彼の孫(まだ後の子孫の説も)である孫びんの話です。 子ども時代は勉学にまったく興味もなく、遊び惚けていた孫びんですが、のちに友人となるほう涓(ほうけん)の影響で、兵法に目覚めていきます。 時が経ち、魏につかえ大将軍となったほう涓を訪ねた孫びんは、彼の才能に嫉妬したほう涓に、陥れられてしまいます。 かつての朋友への復讐、兵法家としての意地を賭けた戦いが始まります。 「兵学者と兵法家とは違うのかな」 「ちがいますとも。兵学者とは古来の兵法をよく誦(そら)んじ、古今の戦史をよく知り、兵制の変遷などを研究している者です。しかし、単にそれだけの人々です。兵法家は、機に臨み、変変に応じて、最も適当した戦術の案出が出来るなら、古人の兵法など知らんでもよいのです。もちろん、古人の兵法を知っていてもよろしい、古今の戦史に通じていてもかまわない。ただ、それを実際に応用するにあたっては、独自の機略をもって自在の運用をしなければならないのです。それが兵法家です」 ー 220ページ

Posted by ブクログ

2012/10/06

★2012年10月6日読了『孫子(下)』海音寺潮五郎著 評価B 上巻は、春秋時代に呉王に仕えた孫武の物語であったが、下巻は、孫武から数代時代が下った戦国時代の孫臏(そんぴん)の物語が取り上げられる。 なぜ孫臏が、友に陥れられて両足を失う刑罰を受けることとなったのかの経緯が語られる...

★2012年10月6日読了『孫子(下)』海音寺潮五郎著 評価B 上巻は、春秋時代に呉王に仕えた孫武の物語であったが、下巻は、孫武から数代時代が下った戦国時代の孫臏(そんぴん)の物語が取り上げられる。 なぜ孫臏が、友に陥れられて両足を失う刑罰を受けることとなったのかの経緯が語られる。基本的に、主人公である孫臏の裏切った友人龐涓(ほうけん)に対する復讐の物語であることが、ある意味話を矮小にしてしまって、大らかさのない凝り固まった話に終始している点が残念である。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品