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冒険家 75歳エベレスト挑戦記
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2008/07/18 |
JAN | 9784408451657 |
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
嫁さんが図書館から借りてきてくれた「三浦 雄一郎」の『冒険家 75歳エベレスト挑戦記』を読みました。 「三浦 雄一郎」って、スキーヤーというイメージがあり、高齢になってから登山をしていたことは本書を読んで初めて知りました。 -----story------------- 20...
嫁さんが図書館から借りてきてくれた「三浦 雄一郎」の『冒険家 75歳エベレスト挑戦記』を読みました。 「三浦 雄一郎」って、スキーヤーというイメージがあり、高齢になってから登山をしていたことは本書を読んで初めて知りました。 -----story------------- 2008年5月26日、75歳でエベレスト登頂に成功した冒険スキーヤー「三浦雄一郎」。 この挑戦は、年齢的なハンディはもちろん、心臓の不整脈を患い、二度の心臓手術を経ての究極のアンチエイジングプロジェクトだ。 さらに、チベット騒動による登攀ルートの変更、北京オリンピック聖火リレーによるエベレストの登攀規制など、現地ではさまざまな苦難が待ち受けていた。 無謀とも思えるその挑戦の背景から、84日間のヒマラヤでの生活、登頂に至るまでの真なる思いを記録した唯一のオフィシャル本。 撮りおろしの写真素材も充実している。 また、標高8200m地点で極度の高山病により下山、生死をさまよった次男「三浦豪太」の『奇跡の生還』体験記も同時収録。 ----------------------- 「三浦 雄一郎」が冒険家とはいえ、75歳で登れるエベレストって、「植村直己」や「野口健」の著書で読んで抱いた印象ほど大変じゃないのかなぁ… と思って読み始めましたが、読んでみると、やはり世界最高峰への冒険は命懸けですね。 まわりのサポートがあっての成功でしょうが、やはり体力 そして、絶対登ってやる、絶対生きて還るという、気力も大切なんだなぁ… と、感じた一冊でした。 登れなくても、本物をこの目で見てみたいという気持ちが強くなった一冊でした。 それにしても、70歳代で2度の登頂を果たした「三浦 雄一郎」って、凄いですねぇ。 尊敬します。 そして、本作品を読んで知ったのは、地球温暖化によりエベレストの氷河が大幅に減っているとういこと。 地球規模での問題なんでしょうが、極地や高所では、その影響が顕著なんでしょうね。 どうしようもないことなのかもしれませんが、一人ひとりができることに取り組み、少しでも温暖化にブレーキがかけれれば良いと思います。 なお、本作品には低酸素による脳浮腫で生死の境を彷徨った「三浦 雄一郎」の次男「三浦豪太」の体験記『奇跡の生還』も収録されています。 38歳という若さで、8000メートル級の山への登山経験があり、登山の知識が豊富であっても、このような経験をすることがあるんですからねぇ。 やはり、8000メートル級は侮れないですね。
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三浦雄一郎の75歳エベレスト挑戦記。 幾つになっても新たなことは始められる。 命を何より大事にし、最後の最後で、一歩引ける冒険家になりたい。
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冒険家と呼ばれる人たちに対する憧れ、尊敬の気持ちは強くある。 でも、冒険家というのはともすれば自分の私欲のために場合によっては命を捨ててしまう、無責任な人であるのかもしれないという思いをなんとなく持っていた。その危険な賭けで、本当に命を失ってしまったら、あなたの家族やあなたを大切...
冒険家と呼ばれる人たちに対する憧れ、尊敬の気持ちは強くある。 でも、冒険家というのはともすれば自分の私欲のために場合によっては命を捨ててしまう、無責任な人であるのかもしれないという思いをなんとなく持っていた。その危険な賭けで、本当に命を失ってしまったら、あなたの家族やあなたを大切に思う人の気持ちはどうなるんだと。 この本を読むと、あっさりそれは外からしか物を見ていない他人の余計な考えだと気づかされる。 70歳、さらに再び75歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さん。 その成功は、もちろん雄一郎さん自身の強靭な精神と肉体があってのことだけれど、陰には家族やスタッフのゆるぎない支えがあることが伝わってくる。 今回のエベレスト登頂とは直接関係ないけど、雄一郎さんが父親としての自分を語る際に挙げた家族旅行のエピソードもまた三浦一家の生き方を表していて印象的だった。 “富士山直滑降やらエベレスト大滑降やら、好き勝手にやってきて、1年のうち半年も家にいない父親のささやかな罪滅ぼしが、家族で冒険の旅に出かけることだったのだ。11歳の豪太には、「動物園に行く」と言って、アフリカの最高峰キリマンジャロ(5895m)へ。豪太は「だまされた」と言っているが、死にそうな思いをして登り切った達成感は、大きな力になっているだろう。” 命をかけて生きるということ。
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