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「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2008/07/20 |
JAN | 9784334034610 |
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「生きづらさ」について
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商品レビュー
3.6
40件のお客様レビュー
もっとこう、精神的な悩み的な生きづらさかと思えば、どちらかというと社会的なことかな。 まぁ、そこから精神的なものに来るわけだけれど。 時代というやつですかね。 雨宮さんは何度か名前は見かけた事があるけれど、書籍にはあまり触れた事が無くて、こんな方なんだと。 僕自身もそうだけ...
もっとこう、精神的な悩み的な生きづらさかと思えば、どちらかというと社会的なことかな。 まぁ、そこから精神的なものに来るわけだけれど。 時代というやつですかね。 雨宮さんは何度か名前は見かけた事があるけれど、書籍にはあまり触れた事が無くて、こんな方なんだと。 僕自身もそうだけれど、いつの時代も「生きづらさ」に悩む人は多い。それゆえに、いろいろな活動を起こす人もいれば、内に入る人もいる。 何かの助けになれればと、いつでも思っているけれど、何が出来るかわからない。 案外そういう人も多いのだろうな。
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748 萱野 完全に居場所がないという状態だったんですね。で、その後、右翼団体にいくわけですね? 雨宮 はい。こういう言い方は変かもしれませんが、右翼はすごく居心地がよかったですね。ある意味、いまかかわっている労働組合と似た感じがあります。労働組合に入ってくる人たちも、ここ...
748 萱野 完全に居場所がないという状態だったんですね。で、その後、右翼団体にいくわけですね? 雨宮 はい。こういう言い方は変かもしれませんが、右翼はすごく居心地がよかったですね。ある意味、いまかかわっている労働組合と似た感じがあります。労働組合に入ってくる人たちも、ここではじめて人間に対する信頼感を取り戻せたというんです。「この人を蹴落とさなきゃ」とか「競争しなきゃ」とかいう感情ぬきで、はじめて人と話すことができた、と。私にとっては、そういう体験をしたのは右翼団体がはじめてだったん 右翼にいったのは、いまから分析すると、「誰にもどこにも必要とされてない」という心情とすごく関係があったと思い 学歴のある人や上の世代の人なんかは、若者が「大いなるものと結びつきたい欲求」によってナショナリズムや愛国に走るんじゃないかと指摘したりします。それもあるとは思うんですが、実際に最底辺の現場で、アジアの人や他の貧しい国の人と働いていると――なぜか日本でそういう「外人部隊」にぶち込まれて働いていると――、日本人であるということしか拠り所がなくなって フランスに、ジャン=マリー・ル・ペンという有名な政治家がいます。「移民はフランスからでていけ」ということを公然と主張している人で、フロン・ナショナル(国民戦線)という極右政党の党首をしてい 左翼はどうしても「こっちが正しいんだ」という態度で、相手のいうことを否定し、説得することに向かってしまいがちですから。で、相手が直面している実存的な問題やリアリティを見落として 無条件に認めてくれる コミュニケーション重視型の たとえばイケメンだったりキレイだったり、トークが冴えていたり、あるいは他人にアピールできるような特別な能力や資格、ステイタスをもっていないといけませ 共同体というのは、人びとに安定的な承認をもたらしてはくれますが、同時に排他的だったり、ややこしい共同体のルールやしがらみを押し付けたりもし ただ、確実にいえるのは、まったく共同体的な承認なしにコミュニケーション重視型の社会を生きていくのは相当キツイということ それから、コミュニケーション重視型の社会では、承認される人とされない人のあいだの格差も広がっていきます そういう状況なので、フリーターをやればやるほど承認に飢えるという逆説的な部分がある。それがキツかったです 格差の問題って、経済だけじゃなくて顔面格差やコミュニケーション格差など、いろいろあるんですよね。それによって生き延びられるか、生き延びられないかが決まる。お金がなくても人間関係で生き延びられることってありますよね。 萱野 そうなんですよね。たとえば早い段階で学校教育からドロップアウトしても、コミュニケーション能力があれば、なんだかんだやっていけたりする。たとえばヤンキーとかで、地元の先輩・後輩の 絆 が強い人は、それほど職能的なものを身につけていなくても生きていけたりするんです 私も、右翼団体に入る二一歳ぐらいまでは、何でも自分のせいにしていました。自分のせいにして、死のうと思ってリストカットばかりしていたし、バイトをクビになるたびに「おまえはこの社会に必要とされていない」といわれてる気がして、ダメな自分を責めて、オーバードーズして救急車で運ばれたりしていました。でも、右翼団体に入って、全部アメリカと戦後民主主義が悪いんだ、とアメリカのせいにしたら治ったんです。ある意味、つねにクスリが効いてる状態というか、一発決めているような状態だったんですね。でも、その過程は自分に必要だったし、必要だったからこそそっちにいったわけで、そのおかげで生きやすくなった部分は確実にありまし 福島みずほさんや森達也さん、若松孝二さん、鎌田 慧 さん、斎藤貴男さんなど、いわゆる「左派」系の著名人たち でも私は靖国にいったり、右翼の団体に入ったりしたとたんに、リストカットが治ったんですよ。うーん、靖国とリストカットのつながりって言語化するのが難しいですが、靖国参拝する人のなかにはメンヘラーの女の子なんかも多いんです さらにいえば、どんなギャンブルや宝くじでも、一番儲けるのは、賭けをしているプレーヤーではなく、それを開帳してテラ銭(賭け金のなかに含まれる参加料、主催者の開催手数料)を手にする主催者です。つまり賭博をすればするほど、労働者は――誰が勝とうが――トータルとしてどんどんお金を吸い上げられていく。飯場で稼いだお金よりも、借金のほうが膨らんでしまうことだって珍しくありませ
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確かに10年くらい前派遣で働いたことあるけど、人としてみられてなかった感じがあった 今はどうなんだろう 自分への思いやりを鍛えよう 自分の弱みを見せて人に頼れるようになろう
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