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革命的左翼という擬制 1958-1975
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白順社 |
発売年月日 | 2008/07/14 |
JAN | 9784834401004 |
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革命的左翼という擬制
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この本を書いたとき著者は64歳。 40年前のことを思い出して書いたもの…なのだそうだけど、人称が「ぼく」だからなのかな、大学生が書いた文章と思ってしまう。 もちろん学生運動なんて今の大学生が書くことではないけれど、仲間内にだけ通じる言葉で、仲間内にしか伝わらない文脈で書かれた文章...
この本を書いたとき著者は64歳。 40年前のことを思い出して書いたもの…なのだそうだけど、人称が「ぼく」だからなのかな、大学生が書いた文章と思ってしまう。 もちろん学生運動なんて今の大学生が書くことではないけれど、仲間内にだけ通じる言葉で、仲間内にしか伝わらない文脈で書かれた文章は、サークル内で完結している狭い世界の象徴のようなのである。 どういう経緯で誰から勧められた本か忘れてしまったけれど、一応最後まで読んでみた。 解説を読めば、すべてOK。 言葉の意味、人間関係、簡単に説明してくれています。 そして何よりも、私が、ちょっとこの人の文章は好かんなあと思った理由まで解説してくれていました。 “本書の基調は筆者のルサンチマンやナルシシズムだが、表だっては作者は誰かを弾劾する体裁はとらず、事態をまねかしめていった自分の不甲斐なさを読者に詫びるという迂回路をとるのである。それをつうじ「誰かの政治」が俎上に乗せられるのだ。” 今さら当時の誰かの政策や指導方法を弾劾したところで何なの?って思った。 当時のことを若い人に伝えるのが目的なのではなくて、当時を知る人にだけ向けて書かれた本なのだということは分かったが、それではただ歴史の中に消えていくだけなのではないかと思うのだけど、それでいいの?
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