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品質マネジメントの核心
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品質マネジメントの核心

デビッドホイル【著】, 住本守【監訳】, 角田陽子【訳】

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品質マネジメントの核心

定価 ¥4,400

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本規格協会
発売年月日 2008/07/08
JAN 9784542402324

品質マネジメントの核心

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2012/04/30

David Hoyleはイギリス人で、ISO9000のコンサルタントなのですが、私が知っているのは、2001年に出版された『ISO9000:2000監査へのプロセスアプローチ』という本です。薄い割に本質を突いていてISO9000の2000年版改定の意図と対応の指針になりました。 ...

David Hoyleはイギリス人で、ISO9000のコンサルタントなのですが、私が知っているのは、2001年に出版された『ISO9000:2000監査へのプロセスアプローチ』という本です。薄い割に本質を突いていてISO9000の2000年版改定の意図と対応の指針になりました。 そこで、この本が出ることを知ってAmazonで予約して買ったのですが、、、読むのに一月以上かかりました。 一つには、堅い本ということもあるのですが、内容が濃くて考えさせられるところが多く少しずつしか読めなかったのです。 また、監訳者の住本守の訳注も素晴らしく、両方を読んでは「う~ん」と考えるの繰り返しでした(訳注は20しかないのですが、その20が考えさせられるポイントだったりします)。 例えば、本文で、David Hoyleが  品質マネジメントがゴールマネジメントとするならば、そこにはリーダーシップ、戦略、計画、財務、マーケティング、販売、人的資源マネジメント、エンジニアリング、教育、訓練などを網羅するモデル及び技法があると期待するだろう。もしくはそれがリスクマネジメントとするならば、そこにはリスクアセスメント、確率論、管理手法論、問題解決を網羅するモデル及び技法があると期待するだろう。 といい、訳注で住本守が、 ・ 品質マネジメントの視点  組織にとっての品質マネジメントとは、価値を生み出し目標を達成するという組織の存在意義が根本に存在し、本質的にはゴールマネジメントでなければならない。そのゴールとは、顧客及びその他の利害関係者の満足を通しての組織の成功であろう。ただし、組織運営にはそれに付属するリスクが存在する。このリスクは組織活動のあらゆる側面、戦略策定及びゴールの設定から製品の実現プロセスに至るすべての領域で存在している。 組織がゴールを達成し成功を収めるには、これらのリスクに対し十分な対策を講じる必要があり、品質マネジメントは、ゴールマネジメントかあるいはリスクマネジメントかの二項対比で捉えるべきではない。成功を収めている組織では、ゴールマネジメントとリスクマネジメントが一対をなして取り扱われているはずである。 そもそも、計画するということは、目標を実現するために必要な事柄を整理し、その実施の時期や方法をあらかじめ決めることであり、この作業の中には、何かを実施したときの結果の予測と同時に、実施に際しての阻害要因や上手くいかなかった場合の対応が考慮されておかなければならない。 構築した品質マネジメントシステムが実質的にはよりゴールマネジメントに重点を置いたものになるかは、組織の置かれた状況に依存している。持続的な成功を追及する組織にあっては、組織の信用にかかわる致命的な失敗は絶対に避けるべきであり、その基礎固めとして品質マネジメントシステムの初期の段階では、リスクマネジメントに重点を置いて考えるのが良作と思われる。 と応ずるといったものです。 このようなページが続くので、その度、本をいったん閉じて電車に揺られながら考えて、また続きを読むの繰り返しで、まぁ、ほとんど頭には残っちゃいないわけなのですが(^_^;)、訓練にはなったかもという感じです。

Posted by ブクログ

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