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日本に古代はあったのか 角川選書426
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川学芸出版/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2008/07/10 |
| JAN | 9784047034266 |
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日本に古代はあったのか
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
歴史学者ではなく、建築が専門である著者の初歩的な疑問、つまり、外国人から聞かれた法隆寺の建設時の時代区分から出発し、その疑問点を書き綴っていくのだが、関西人であり、京都人である著者のユーモアあふれる書きぶりがとっても面白かった。内容は以下のとおり。 1宮崎市定にさそわれて 2内藤...
歴史学者ではなく、建築が専門である著者の初歩的な疑問、つまり、外国人から聞かれた法隆寺の建設時の時代区分から出発し、その疑問点を書き綴っていくのだが、関西人であり、京都人である著者のユーモアあふれる書きぶりがとっても面白かった。内容は以下のとおり。 1宮崎市定にさそわれて 2内藤湖南から脈々と 3ソビエトの日本史とマルクス主義 4弥生に神殿はあったのか 5キリスト教と、仏教 6応仁の乱 7鎌倉時代はほんとうに鎌倉の時代だったのか 8江戸から明治の頼朝像 9ゲルマニアになぞらえて 10平泉澄と石母正 11東と西の歴史学 12京都からの中世史 13ライシャワーの封建制 14司馬遼太郎よ、お前もか 15梅棹忠夫のユーラシア となっている。 歴史と接するとき、如何にバイアス、色眼鏡をかけずに真実に迫れるか、そこがキモであるが、マルクス主義史観、皇国史観、著者の言う「関東史観」、歴史の専門家ではない視点からのお話し、とにかく、読書は楽しいものであります(笑)。 最後に、関西人である、司馬さんも、関東に寝返った(笑)、そして、洛内人である梅棹氏も同罪であるとのお話し、とっても愉快でした。
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今の日本史観は関東中心に作り上げられており、それゆえ大陸の歴史、世界史的区分と不整合を起こしている。史実における東西の勢力関係を再検討すれば、日本に古代がなかったのではないかという疑問が生まれてくる。 以上のようなことがこの本の主張である。戦前日本での古代概念がマルクス主義でいう...
今の日本史観は関東中心に作り上げられており、それゆえ大陸の歴史、世界史的区分と不整合を起こしている。史実における東西の勢力関係を再検討すれば、日本に古代がなかったのではないかという疑問が生まれてくる。 以上のようなことがこの本の主張である。戦前日本での古代概念がマルクス主義でいうところの原始と混同されていたことには言及していないなど、通俗的な論にしても多少難のあるものではあるが、戦後日本史批判としては非常に面白い一冊。また、ざっくりとではあるが、戦前日本史の研究史に触れており、渡辺義通と早川二郎の論争、内藤湖南から宮崎への道筋など、重要だがまだ研究が進んでいない側面に光を当てている。 近代日本の思想史をやっている私が考えるに、外部からの視点ゆえというべきか、かなり鋭い指摘である。また、前提知識がなくとも読み物として楽しめる一冊である。
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原勝郎の「東国武士」=「古代へ一撃を加えた革新者」という図式は、 高橋昌明 『武士の成立 武士像の創出』 の冒頭にも批判すべき言説の一例として、掲げてあったことを思い出した。 やはり只者ではなかった宮崎市定!
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