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歌舞伎・文楽の見方が面白いほどわかる本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中経出版 |
発売年月日 | 2003/04/23 |
JAN | 9784806118039 |
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歌舞伎・文楽の見方が面白いほどわかる本
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歌舞伎・文楽のビギナー2人が持つさまざまな疑問に、一人の詳しい人が平易な言葉で答えていくという体裁をとっているため、とてもわかりやすく説明されています。 かつて、出雲阿国がかぶき踊りを始め、それが歌舞伎の元となっているのに、なぜ今では女性は排除され、男性が女形を演じているのか、...
歌舞伎・文楽のビギナー2人が持つさまざまな疑問に、一人の詳しい人が平易な言葉で答えていくという体裁をとっているため、とてもわかりやすく説明されています。 かつて、出雲阿国がかぶき踊りを始め、それが歌舞伎の元となっているのに、なぜ今では女性は排除され、男性が女形を演じているのか、疑問でした。 それは女性が踊ることで、内容が次第に風紀に反するものになったため、幕府から禁止令が出て、その次少年たちが踊るようになりましたが、これまた風紀に反するものになったため、さらに幕府から禁止令が出て、最後に成人男性が踊ることで、ようやく芸として落ち着いたとのことです。 「白波五人男」は、白い波が立つほどカッコイイ男性達、と言う意味かと思っていましたが、実は白波とは、泥棒の意味だと知ってビックリ。 また、「勧進帳」の幕切れで弁慶が花道を通るときなどの「六方」とは、「東西南北・天地」→「六つの方角」→「六方」という意味で、世界の全方向に力をとどろかせるという意味だそうです。 コネタ満載の歌舞伎の章は、とても興味深く、おもしろく読みました。 ただ、後半の自分が縁遠い文楽の章は、あまりピンときませんでした。 観にいくようになってから読み直したら、ぐっと詳しくなり、おもしろく読めるだろうと思います。 文楽は歌舞伎と違って、世襲制ではなく、実力主義の一代の世界だとは知りませんでした。 情報が満載なので、また読み返したい一冊です。
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