ウェディング・ストーリー2003 愛は永遠に

アンソロジー(著者), デボラ・シモンズ(著者), シャロン・ケンドリック(著者), ルーシー・ゴードン(著者)

• 販売会社／発売会社: ハーレクイン
• 発売年月日: 2003/09/20
• JAN: 9784596807069

商品レビュー

2015/06/19

「不良公爵の賭」遊び人公爵ｘ堅物ヒロイン
「初恋のシーク」無理やりしてそのあと手を出さない系
「国王陛下のラブレター」ヒーローの過去を癒す系

2009/08/02

「不良公爵の賭」
退屈ぎみの公爵ペイガンは、ある日友人に「きみにも誘惑できない女性がいる。落とせたらきみの勝ちだ」と挑発され、気晴らしに賭にのった。賭の対象は、哲学者の娘スコラスティカ。遠乗りに連れ出せば賭は勝ちなのだが、彼女の情熱と才気に惹かれた彼は、それだけでは満足できなくなり…。
「初恋のシーク」
アメリカに留学中のジェンナは、アラブの故国クアドールに呼び戻された。君主ラシードの花嫁になるために。ふたりの結婚は親同士が決めたものだが、ジェンナは彼の妻になることを夢見たこともあった。しかし、ラシードはいまや傲慢な支配者に変わり、おまけに愛人までいるという。ジェンナは彼が自分と結婚する気をなくすよう一計を案じるが。
「国王陛下のラブレター」
歴史研究家リジーの大伯母は、往年の大女優。その彼女とボルタビア王国・前国王との間にはかつて、深い交流があった。「大伯母から聞いていた前国王の話を、一冊の本にまとめたい！！」リジーは、現国王のダニエルに強引にインタビューを申し込むが、断られてしまう。ところが、落胆していたリジーに思いがけずダニエル国王から舞踏会の招待状が届いた。喜び勇んで、舞踏会に乗り込んだリジーだったが、再会した国王ダニエルに突然、唇を奪われてしまい！?

「不良公爵の賭」
ヒーローが自分の気持ちに気がつくまでが長い。ヒロインもなんか中途半端。

「初恋のシーク」
いかにもシャロン・ケンドリックっぽい傲慢なヒーロー。自分は愛人がいてもヒロインがバージンじゃないのは許せないというのは、あまりにも自己中。

「国王陛下のラブレター」
はなしを聞かないヒーロー。