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夏目家の福猫 新潮文庫
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夏目家の福猫 新潮文庫

半藤末利子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/06/28
JAN 9784101352510

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商品レビュー

3.4

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2025/11/15

2008年刊。PHP研究所から出ていたエッセイ集『夏目家の糠みそ』と『漱石夫人は占い好き』から30篇を抜き出した新潮文庫版。 著者の半藤末利子は夏目漱石の孫娘、半藤一利の妻。エッセイに書かれているのは、漱石のこと、その妻(自分の祖母)鏡子のこと、その娘(自分の母)筆子のこと、その...

2008年刊。PHP研究所から出ていたエッセイ集『夏目家の糠みそ』と『漱石夫人は占い好き』から30篇を抜き出した新潮文庫版。 著者の半藤末利子は夏目漱石の孫娘、半藤一利の妻。エッセイに書かれているのは、漱石のこと、その妻(自分の祖母)鏡子のこと、その娘(自分の母)筆子のこと、その夫(自分の父)松岡譲のこと、自分の夫半藤一利のこと、そして「猫」のことも。この関係を頭に入れておかないと、途中でこんがらかるおそれあり。 いつもながらの歯に衣着せぬ物言い。たとえば、漱石ゆかりの地、『草枕』の舞台、熊本の小天(おあま)温泉を夫と一緒に訪ねた時のこと。ゆかりの宿は「隙間風が入ってくるところなど何となく民宿風」。庭園の中ほどに、いまは使われていない廃屋があって、それが漱石館。「館とは名ばかりで、ぶよぶよになった畳が六枚敷いてある埃だらけの部屋の上に屋根が辛うじて載ってい」たそうな。夕食は懐石料理のはずが、「目の前の器は端の欠けたものも混じっていたりして、素朴極まりないものばかり、そこに山盛りに料理がのっている」。ところが、これが美味しい。「豪快とも言える美味の晩餐」。下げたり上げたり、ジェットコースターのよう。旅館の人は(もし読んだのなら)どんな顔して読んだろか。

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2017/08/19

漱石の長女であり著者の母である筆子から見聞した漱石。タイトルのほのぼのとした印象とは異なり、夏目一族の暗い面も隠さずに記す著者。「母の想い出」は筆子を介護する著者の苦悩が痛いほど感じられる。奇しくも今日、老父母を実家に訪うて感じる老いと重ねてしまう。「漱石ゆかりの事など」では、著...

漱石の長女であり著者の母である筆子から見聞した漱石。タイトルのほのぼのとした印象とは異なり、夏目一族の暗い面も隠さずに記す著者。「母の想い出」は筆子を介護する著者の苦悩が痛いほど感じられる。奇しくも今日、老父母を実家に訪うて感じる老いと重ねてしまう。「漱石ゆかりの事など」では、著者の明るさが読み取れて爽やかな読後を味わうことができた。

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2016/11/06

漱石の孫娘の手に成るエッセイ。 著者、半藤末利子さんは、漱石の長女、筆子さんと松岡譲の娘とのこと。 漱石の話や、祖母鏡子のことを語った部分も興味深いけれど、私には実母を介護して見送った「母の思い出」の章が心に残る。 介護に疲れて、どうにかして手を抜きたいと思ったこと、もう生い先...

漱石の孫娘の手に成るエッセイ。 著者、半藤末利子さんは、漱石の長女、筆子さんと松岡譲の娘とのこと。 漱石の話や、祖母鏡子のことを語った部分も興味深いけれど、私には実母を介護して見送った「母の思い出」の章が心に残る。 介護に疲れて、どうにかして手を抜きたいと思ったこと、もう生い先が長くない母と分かっていても、つらく当たってしまったこと...。 お母さんを大事に思っていないはずはないのに、後悔すると分かっているのに、そういうところに追い詰められていってしまうのだろう。 私はまだ親を介護した経験はないけれど、こうした心境になっていくだろうことは自分のこととして理解できる。 実際、実家の母が祖母(実の母)の晩年に親子喧嘩を結構していたのを目にした。 母の場合は同居もしていなかったから、それほどお世話をしたわけでもなかったけれど。 当時はもうちょっと優しくしてあげればいいのに...と思っていたけれど、実の母子にはそういう業のようなものがあるのかもしれない、と最近は思う。 あと、松岡譲について、その人となりが分かったことはよかった。 わたしも『憂鬱な愛人』を読んでみたい。

Posted by ブクログ