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幽霊射手 カー短編全集 4 再版 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 1982/11/01 |
| JAN | 9784488118204 |
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幽霊射手 カー短編全集 4 再版
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幽霊射手 カー短編全集 4 再版
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「奇跡を創り出した男 -ジョン・ディクスン・カー-について」 ダグラス・G・グリーン 犯罪と推理の物語 「死者が飲むかのように…」フォン・アルンハイム 教皇アレキサンデル6世とチェザレ・ボルジア暗殺の為に作られた聖杯の秘密。 「山羊の影」アンリ・バンコラン マートン宅で行われた奇跡。密室から消えたマートン。その間にマートンと不仲のフラニョオが自宅で殺害された。マートンはその夜再び目撃されるが、姿を消す…。 「第四の容疑者」アンリ・バンコラン 殺害されたスパイが持っていたはずの命令書の回収を命じられたバンコラン。スパイは不倫関係のもつれから仮面舞踏会の最中に殺害されたと思われていたが…。 「正義の果て」アンリ・バンコラン バンコランがパリを留守にしていた間に起きた事件。密室で刺殺された被害者。犯人はある司祭により逮捕され、死刑が間近に迫っていた。 「四号室の殺人」アンリ・バンコラン ランダーボーン卿が乗り合わせた列車の車室で起きた事件。怪しい男が目撃されたが…。 ラジオドラマ 「B13号船室」 新婚旅行の為、客船に乗り込んだアン。しかし、自分の船室が無くなり、夫も消えた。乗船手続きをした船員はアンと同乗した客はいないと証言する。 「絞首人は待ってくれない」フェル博士 恋人を射殺した容疑で死刑直前の女性囚人。事件を目撃した被害者の弟。被害者のチョッキから事件を推理するフェル博士。 「幽霊射手」 孤島にたつ城の持ち主である女性が矢で射殺された。現場には犯人がいない不可能状況に幽霊の仕業だと噂がたつ。城へ久々に帰ってきた被害者の甥。 「花嫁消失」 新婚旅行でカリブ島を訪れたルーシー。この島では過去に彼女そっくりな女性が殺害されていた。そしてまたルーシーの姿が消える事件が起きる…。
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『B13号室』を読んでみたくて図書館で借りた。それのみ読んで返却。他はまたチャンスがあれば…。 ■B13号室(一九四四) ラジオドラマ脚本。EQMM(エラリー・クイーン・ミステリー・マガジン)にも載ったものらしい。私は最近読んだ子ども向けのミステリー名作ガイド(『きっかけ大図鑑...
『B13号室』を読んでみたくて図書館で借りた。それのみ読んで返却。他はまたチャンスがあれば…。 ■B13号室(一九四四) ラジオドラマ脚本。EQMM(エラリー・クイーン・ミステリー・マガジン)にも載ったものらしい。私は最近読んだ子ども向けのミステリー名作ガイド(『きっかけ大図鑑』)で知り、からくりが知りたかったので読んだ。主人公アンが「最近読んだ小説では…」というかたちでトリック仮説を提示しているところがニクい。
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東京創元社によるカーの第4短編集。本書から通常の短編に加え、ラジオドラマの脚本も併載され、ますますマニアのコレクション・アイテム度が増している。 短編は今までの3作で盛り込まれることの無かった、アンリ・バンコラン物がほとんどを占め、それに他の短編集にも収録されていたノンシリーズ...
東京創元社によるカーの第4短編集。本書から通常の短編に加え、ラジオドラマの脚本も併載され、ますますマニアのコレクション・アイテム度が増している。 短編は今までの3作で盛り込まれることの無かった、アンリ・バンコラン物がほとんどを占め、それに他の短編集にも収録されていたノンシリーズの歴史ミステリが1編収録されている。私は本書で初めて脚本調の作品を読んだが、これが意外に読みやすく、すんなりと頭に入ったため、案外この短編集は好きな方である。恐らくこれは装飾過多な演出と持って回った文体がシナリオという形であるため、簡略され、一切の無駄がそぎ落とされたせいだからだろう。当時の私はまだカーの訳文に難儀しており、逆にこの簡潔な文章が読書の手助けになった覚えがある。 したがって本書でも記憶に残っているのはバンコラン物を筆頭に収録された短編ではなく、ラジオドラマの方である。ラジオドラマのシナリオでありながら、古くよりカーの良作と云われ、現在でもモチーフにした作品が日本ミステリ作家の間で書かれている「B13号船室」と表題作の2編がそれだ。前者は小さい頃に読んだ本当にあった怖い話とシチュエーションが酷似しており、それが故に鮮明に記憶に残っている。後者は単純に面白かった。こういう先入観を利用したトリックは他にもあったが、これについてはすんなりと嵌ってしまった感があった。これもシナリオ調の文章が一助になったのだろう。 実は最初ラジオドラマの脚本まで収録して短編集を編むことに出版社の卑しき商売根性とマニアの香りを感じたので、嫌悪感を示していたが、結果は上に述べたように存外面白かった。逆に云えば作者のルーツを辿る意味でもこのような作品集も読むべきだと考えを改める契機になった短編集だったと云えよう。
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