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漢文名作選(1) 思想
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漢文名作選(1) 思想

江連隆(著者), 若林力(著者)

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漢文名作選(1) 思想

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大修館書店
発売年月日 1996/01/01
JAN 9784469130317

漢文名作選(1)

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2019/06/30

思考の枠組みのような、根源的な文章だから、慣れ親しんだ流派はよく理解できるし、あまり触れて来なかった思想は全然ピンと来ない。つまり、私の個人的なことだが、論語の言葉は地面に水が染み込むように入って来るが、老荘の方は思考の枠組みとして私の中に構築されていないようで、全然入って来ない...

思考の枠組みのような、根源的な文章だから、慣れ親しんだ流派はよく理解できるし、あまり触れて来なかった思想は全然ピンと来ない。つまり、私の個人的なことだが、論語の言葉は地面に水が染み込むように入って来るが、老荘の方は思考の枠組みとして私の中に構築されていないようで、全然入って来ない。意外なのは韓非子が極めて判明に理解できたことだ。私の若年期に韓非子を読んで、その酷薄な考えに困惑していたが、今読むと、その明晰な論理性に思わず笑いがこぼれる。ところで、これらの古典的な思想を現代にそのまま及ぼすのは時代錯誤だから、別に輪読会を開いて共に学ぶこともない。むしろ、懐古して後戻りするより、広く学んだ上で、現代的な表現を打ち出して道を明らかにすることの方が重要ではないか。道は一つきりではなく、儒教も老荘も法家も唯一無二の答えにはならない。つまり、混乱が起こる中でも、認識を整理して、現代的な思想なり表現なりを打ち出し、現代をより強く知ることが極めて重要だと思う。

Posted by ブクログ

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