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広田弘毅 「悲劇の宰相」の実像 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2008/06/25 |
JAN | 9784121019516 |
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広田弘毅
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広田弘毅
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二つの顔: 二歩外交の潮流ー大陸政策・列国協調 日中提携とポピュリズム 青年期—福岡から霞ヶ関へ: 修猷館と玄洋社 外務省へ 中国と欧米の間—北京・ワシントン・モスクワ: 山座円次郎の教え 欧米派と革新派 政治家の風格 外相就任と協和外交—対中国政策の理想と迷走: アジア主義への...
二つの顔: 二歩外交の潮流ー大陸政策・列国協調 日中提携とポピュリズム 青年期—福岡から霞ヶ関へ: 修猷館と玄洋社 外務省へ 中国と欧米の間—北京・ワシントン・モスクワ: 山座円次郎の教え 欧米派と革新派 政治家の風格 外相就任と協和外交—対中国政策の理想と迷走: アジア主義への傾斜 天羽声明 広田外交の変調 首相の10ヵ月半—陸軍との葛藤: 広田内閣成立 日中国交調整の難航 「国民政府を対手とせず」—日中戦争初期の外相: 英米に見せた別の顔 広田への酷評 帝国日本の瓦解—一重臣として: 東条内閣と日米交渉 東京裁判—積極的な追随者の烙印: 逆効果となった部下の証言 訣別: 犯罪的な過失 6対5 家族との別れ 身を殺して仁をなす
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城山三郎の『落日燃ゆ』により「悲劇の宰相」として知られる広田弘毅について、歴史学的手法により、その実像を客観的に描いている。 広田は決して好戦的な外交官・政治家ではなかったが、軍部に抵抗する姿勢が弱く、部下の掌握もできず、ポピュリズムにも流されがちであったことがわかる。本書で描か...
城山三郎の『落日燃ゆ』により「悲劇の宰相」として知られる広田弘毅について、歴史学的手法により、その実像を客観的に描いている。 広田は決して好戦的な外交官・政治家ではなかったが、軍部に抵抗する姿勢が弱く、部下の掌握もできず、ポピュリズムにも流されがちであったことがわかる。本書で描かれる広田からは外交官・政治家として「こうしたい」という強い意思が感じられなかった。東京裁判での死刑は重すぎたかもしれないが、戦争拡大において、やはり広田の責任は免れえないと思う。 本書で指摘されているが、外交に携わる者は、国家が重要な岐路に立つときほど、うつろうやすい世論やポピュリズムとは距離を保たなければならないと感じた。
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『落日燃ゆ』で描かれた「悲劇の宰相」像を外交電文などから描き直す。そこから浮かび上がるのは外務大臣として首相として陸軍に抵抗できなかった政治的軟弱さであり、時にはそれを利用したという事実である。政治家としての責任は大きい。人物評と政治家評は分けて考えなければいけないことの典型であ...
『落日燃ゆ』で描かれた「悲劇の宰相」像を外交電文などから描き直す。そこから浮かび上がるのは外務大臣として首相として陸軍に抵抗できなかった政治的軟弱さであり、時にはそれを利用したという事実である。政治家としての責任は大きい。人物評と政治家評は分けて考えなければいけないことの典型であろう。
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