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医者 井戸を掘る アフガン旱魃との闘い
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医者 井戸を掘る アフガン旱魃との闘い

中村哲(著者)

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医者 井戸を掘る アフガン旱魃との闘い

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 石風社
発売年月日 2001/10/20
JAN 9784883440801

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医者 井戸を掘る

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商品レビュー

4.3

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2024/09/01

タリバンに対する認識が、本書で指摘されている「国際社会」の間違った認識そのものであり、現地のことをまったく知らないでメディアに洗浄されている自分に驚愕した。そして多くのNGOは無能であることもよく理解できた。 YouTubeか何かで氏の動画を観たことがある。正確には覚えていないが...

タリバンに対する認識が、本書で指摘されている「国際社会」の間違った認識そのものであり、現地のことをまったく知らないでメディアに洗浄されている自分に驚愕した。そして多くのNGOは無能であることもよく理解できた。 YouTubeか何かで氏の動画を観たことがある。正確には覚えていないが、そこで彼が現地の人に言っていたのは「Discussion is not requested. Just practice」。(つべこべ言う前にとにかくやろう)といったようなこと。無理だ、意味がない、報われない、という前に、まず行動しようということ。意志あるところに道は開けるのだ。

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2021/01/13

古書店で本書を目にし、一昨年の12月、武装勢力の銃弾に倒れた著者のニュースを思い出し、手に取った。当時のタリバン政権、各国NGO、住民などとの遣り取りのリアルがここにある。リーダーシップとは、政治交渉とは、ニーズ解決とは...。様々な要素が詰まった一冊。こんな実践できんのかよって...

古書店で本書を目にし、一昨年の12月、武装勢力の銃弾に倒れた著者のニュースを思い出し、手に取った。当時のタリバン政権、各国NGO、住民などとの遣り取りのリアルがここにある。リーダーシップとは、政治交渉とは、ニーズ解決とは...。様々な要素が詰まった一冊。こんな実践できんのかよって考えさせられるが、自身のポジショニングで取り組めることからやっていこう...。

Posted by ブクログ

2021/01/05

2019年12月4日、NGO「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表で医師の中村哲さん(当時73歳)が殺害された。 この中村医師の著書『医者井戸を掘る』には別紙がついています。 2001年9月11日。そう、9.11の米同時多発テロ事件です。マンハッタンのワールドトレードセンター...

2019年12月4日、NGO「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表で医師の中村哲さん(当時73歳)が殺害された。 この中村医師の著書『医者井戸を掘る』には別紙がついています。 2001年9月11日。そう、9.11の米同時多発テロ事件です。マンハッタンのワールドトレードセンターに旅客機が追突し、ビルの崩壊、逃げ惑う市民たち。テレビから流れる映像を鮮明に記憶しています。 米国のブッシュ大統領はアルカイダの犯行だと断定し、アルカイダの掃蕩と、支援するタリバンの退陣を画策して、アフガンへの侵攻を開始します。アフガニスタンでは、日本大使館より強い「法人退去勧告」がだされ、中村医師らはやむを得ずアフガン・ペシャワールを去ることになります。 『医者井戸を掘る』の別紙には、そのときの出来事が記載されています。 米国による報復攻撃がまもなく始まろうとしているとき、現地スタッフのみを残し、ペシャワールを後にする中村さんに長老らしきものが、感謝を伝えます。 「皆さん、世界には二種類の人間があるだけです。無欲に他人を思う人、そして己の利益を図るのに心がくもった人です。PMS(ペシャワール会医療サービス)はいずれかお分かりでしょう。私たちはあなたがた日本人と日本を永久に忘れません。」 この言葉に、面はゆいおもいを感じてしまうのはなぜでしょう。アフガンに貢献したのは、日本人ではあっても私ではないという気持ちです。同時に、「そして己の利益を図るのに心がくもった人」の側に安穏と隠れている自分を発見し、うろたえます。 中村医師は、文章の最後にこう伝えます。 「・・・尽きぬ回顧の中で確かなのは、漠々たる水なしの地獄の修羅場にもかかわらず、アフガニスタンが私に動かぬ『人間』を見せてくれたことである。『自由と民主主義』は今、テロ報復で大規模な殺戮戦を展開しようとしている。(略)瀕死の小国に世界中の超大国が束になり、果たして何を守ろうとするのか。私の素朴な疑問である。」 理想論だといわれても、私たちに今必要なのは「イデオロギーや共同体への呪縛」ではありません。互いに異なることを前提とした「共有知」の置き所です。そして、固陋の中に閉じこもることなく柔軟に変化すことを厭わない「ちょっとしたおもいやり」ではないでしょうか。

Posted by ブクログ

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