楽観脳 最後に笑うオプティミストになるために

プライスプリチェット【著】, 富永和子【訳】

• 販売会社／発売会社: 東京書籍
• 発売年月日: 2008/07/04
• JAN: 9784487802531

商品レビュー

2014/07/18

どうしたら「ポジティブ思考」に変えることができるか、またその効用について書かれた本。
その一つとしてまずは「希望」を育むこと。希望は明るく照らし、困難に立ち向かう力を与える。希望は一つのことに打ち込んでいる時に生まれる。効果は
●自分ができることに目を向ける
●自分がコントロールできることに目を向ける
●自分の強さと持っている能力を最もよく発揮できるものに目を向ける
●ポジティブな面に集中する
●限界よりも可能性に目を向ける

「許し」には治癒力があり、肉体的な健康と心理的な幸福に役立つ。「感謝」することで、魂が安らぎ落ち着きと満足をもたらす。また過去の出来事をポジティブに思い出す助けにもなり、未来を楽観的に見る助けにもなる。

これまでと違う「行動」を取ると、気分が変わり、考えも変わる。

ポジティブなふりをする。行動を変えることに集中する。

2012/03/01

日本人は基本的には悲観的に考える環境にあると思う。
朝、テレビをつければ、ワイドショーは悲観的なコメンテーターの批判が連発している、ところから１日が始まる。

そういうネガティブを一切シャットアウトし、ポジティブな環境にいれば、前向きに、失敗も恐れず、色々チャレンジし、学び、さらに新しい事に挑戦したくなる、そういうポジティブスパイラルが生まれると感じました。

読み物としては、特に難しい学術データとかがある訳でもなく、サラっと読めます。

読了後、いろいろ気分が楽になりました。

2011/05/05

◆米国の売上規模上位500社のほとんどすべてが，著者のコンサルティング，トレーニング，出版物を組み合わせて利用している。「脳」を最大限にいかす秘訣は楽観的な思考方法を身につけることであり、その「楽観脳」をつくるための12のステップが紹介されている。また、楽観主義と悲観主義は異なる異次元であり、同じものさしの両端ではない、といった視点も書かれている。どちらかひとつしか存在しない、真反対ということではないのだとか。

◇無理してポジティヴに考えようとする代わりに、せっせとネガティヴな考え方を退治すればいい

◇いも虫が悲劇を呼ぶものを、神は蝶と呼ぶ

◇感謝は、過去の出来事をポジティヴに思い出す助けであり、また未来を楽観的に見る助けにもなる

◇きみ自身が、いちばん輝くことに没頭しよう。自分の最もすぐれた能力を必要とするもの、それがきみの楽観主義のレベルを上げてくれる

◇われわれが通常信じていることと違って、こういう瞬間、つまりわれわれの人生の最もよい瞬間は、のんびりとくつろいでいるときではない……最もよい瞬間は、だいたいにおいて、人の身体か心が、自分の意思で何か価値のあること、難しいことを達成しようと限界まで酷使されているときに起こる