水無月の降りしく恋こそ(2) 思へば乱るる朱鷺色の シャレード文庫

花川戸菖蒲【著】

• 販売会社／発売会社: 二見書房
• 発売年月日: 2008/06/25
• JAN: 9784576080864

商品レビュー

2011/10/15

雄大にきちんと「愛している」といえる様になった朱鷺。
新婚気分の二人です〜♫
しかし、雄大は会社の跡継ぎです。結婚話も片付いて、住民票を移して朱鷺と一緒になる決意をしますが、その話に雄大の母親が難色を示して実行出来なくなり。。。
多少の問題もありますが、雄大への気持ちを認めて前向きになった朱鷺と雄大の甘いお話です。
雄大は朱鷺に指輪を贈ったり、もうあまあまですね。
過去の事件を気にして実家である京都へ何年も帰省出来ずにいる朱鷺でしたが、実家の母親にはしっかりと雄大との関係がバレています。
母親ブレンドのお味噌をいつも送ってもらっていたのですが、その消費量から雄大に面倒を見てもらっていると分かっていた様です、お母さん。
雄大が朱鷺のマンションに当然訪ねて来れたのは並々ならぬ努力の結果があったわけで、その事もご両親はふまえて安心して任せているのでしょうね。
「お盆に返っておいで。みんなで送り火、みましょう。」
にはじーんとしました。
「新婚旅行は海があってあったかくて、ながめがよくて、ごはんのおいしいところがいい」と朱鷺が言えて本当に良かった。
雄大、即予約に走りますね（笑）