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コーヒーとコーヒーハウス
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コーヒーとコーヒーハウス

ラルフ・S.ハトックス(著者), 斎藤富美子(著者)

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コーヒーとコーヒーハウス

定価 ¥2,883

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 同文舘出版
発売年月日 1993/07/01
JAN 9784495858414

コーヒーとコーヒーハウス

¥2,255

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2021/02/22
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中東へコーヒーが入ってきた当初、コーヒー/コーヒーハウスは度々禁止された。それはなぜか? コーヒーら15世紀にイエメンのスーフィズムによって導入され、そこから中東に広がった。 コーヒーは酒に似ている?→否。興奮はさせるが酩酊状態にはならない。 コーヒーは健康に悪い?→体液の質による、と考えられた。 以上より、コーヒー自体は禁止される理由にはならない。 コーヒーハウスは男性の社会の場となる。モデルは居酒屋(そこは異教徒のためのもので、アウトローもたむろする。)そこでは、①与太話、政治、体制批判などの会話②ゲーム(賭けも行われた?)③芸人と楽士、中には女性歌手がいて、男性と相席した。また、売春や美少年ウェイターとの同性愛?④薬物の使用。コーヒーの中にいれたり、水タバコで吸ったり。が行われた。 以上の様な行為のため、コーヒーハウスは嫌わていた。それ以上にコーヒーハウスは「外食する」という革新を社会にもたらし、それが人々にショックを与えたのではないか。しかし、イスラム社会の法であるシャリーアは非常に適応力と柔軟性に富んでいたため、段々とコーヒーハウスは受け入れられていった。 イスラム社会が千年以上も固定し沈滞した社会だとする見解は婉曲であるのだ。

Posted by ブクログ