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鞄の中から出てきた話 集英社文庫
定価 ¥352
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1985/03/01 |
JAN | 9784087508673 |
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鞄の中から出てきた話
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
古本市でたまたま見つけたので。彼の本が段々と手に入りにくくなってきているような気がする。特にこうした文筆集はなおさら。 池田某がいつも言っていることだが、語れないものをことばにしようとするとき、ことばは嘘を騙るより他ない。だからこそ、ことばにならないものの存在が逆説的に語られる。...
古本市でたまたま見つけたので。彼の本が段々と手に入りにくくなってきているような気がする。特にこうした文筆集はなおさら。 池田某がいつも言っていることだが、語れないものをことばにしようとするとき、ことばは嘘を騙るより他ない。だからこそ、ことばにならないものの存在が逆説的に語られる。 何事も一言で言えたら苦労はない。簡単なことを難しく語ることはできても、難しいことを簡単に語ることはどうあってもできない。そのことをどこまでも自覚的であり続けることができるのは作家としての顔だと思う。へそ曲がりも曲がり続けていればそれが形となる。 なださんはきっと人間に対する可能性、希望をずっと持ち続けた善いひとなのだと思う。戦争をしたり、暴力をふるったり、傷つけたり、悩んだり、それでもひとはきっと変わっていける。そのことを信じてやまないのだと思う。
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