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あらしのあと 新版 岩波少年文庫151
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あらしのあと 新版 岩波少年文庫151

ドラ・ドヨング【作】, 吉野源三郎【訳】

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あらしのあと 新版 岩波少年文庫151

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2008/06/17
JAN 9784001141511

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2024/08/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

そして立ち上がる。 前作から6年の時が立ち、オールト家の人々は変わった。ヤンを亡くし、空気が抜けた風船のようだと自分を称するルト。ピリピリしてドイツ人への敵意を口にするピム。ある日、アメリカ兵になったヴェルナーに再会して——。 戦争の残した影が濃い。しかしおとうさんが言う。戦争を言い訳にしてはいけないと。悪い興奮にあった戦争の期間を経て、その中で成長したルトやピムが道を見つけること。ここに復興があるのだと思った。 また、訳者の言葉にもはっとさせられた。オールト一家に親しみを覚えて、夢中で作者に書いた手紙。しかし訳者は気付く。自分たちは空襲に遭い、厳しい戦後を生き抜いた被害者だけど、一方で日本は加害者でもあるのだった。また、ここに描かれたアメリカへの期待がどうなったのか。 戦争は今も続いている。今は戦火の下にいる子どもたちが、ルトやピムのように何をしたいのか考える日が来ることを願う。

Posted by ブクログ

2022/04/09

ナチス軍がオランダに侵攻してくるまでの、温かな家族の日常を描いた『あらしの前』。そして、戦争を経験し、日常を失った一家の再生を描く『あらしのあと』。戦争という大きな悲しみを味わいながらも、変わらない強さを持つこと、誰のせいにもしないで生きること。戦争が心にもたらした影を持て余す子...

ナチス軍がオランダに侵攻してくるまでの、温かな家族の日常を描いた『あらしの前』。そして、戦争を経験し、日常を失った一家の再生を描く『あらしのあと』。戦争という大きな悲しみを味わいながらも、変わらない強さを持つこと、誰のせいにもしないで生きること。戦争が心にもたらした影を持て余す子どもたちに、父母は静かに忍耐強く光の道へと導きます。その姿勢は、私たち読書にも平和への在り方を示してくれます。 戦争前も戦争後も一家の日常は変わらずそこにある。まったく変わらないように見える登場人物の姿に、強さを感じずにはいられません。この一家の前向きな姿勢に勇気をもらう人は沢山居るでしょう。生きることの強さを感じる一冊です。

Posted by ブクログ

2021/02/21

赤羽の青猫書房の店長さんにすすめられて読みました。オランダにドイツ軍が攻めて来たことを、この本で初めて知りました。

Posted by ブクログ