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ケータイ小説は文学か ちくまプリマー新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2008/06/11 |
JAN | 9784480687852 |
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ケータイ小説は文学か
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ケータイ小説は文学か
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商品レビュー
3.4
21件のお客様レビュー
ケータイ小説についての考えがあって、とても深かった。1度ケータイ小説を読んだ事があるので興味深く読んだ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ケータイ小説のセオリー。 「少女の恋愛物語である」 いじめ、裏切り、レイプ、妊娠、流産、薬物、病気、恋人の死、自殺未遂、リストカットといった「定番悲劇イベント」(最後には真実の愛に目覚めるパターンが多い) 「ハイテンポ」 「すかすか。文章が短く、改行が多用される」 「日本語の間違い、描写の粗雑さ、表現の稚拙さ」 あくまで男性中心主義の枠の中で語られる。
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新書は初めて読んだ。 内容も文章も読みやすく、スラスラと読了。 ケータイ小説、今で言うネット小説にあたるジャンルの徹底分析。 他の著者のケータイ小説やケータイ小説の新書の内容などを批評する文があるのだが、それが率直で面白かった。 また、的を得た説明がとても面白かった。 書店にもラノベ(ライトノベル)のコーナーが広く展開されているし、この2008年の石原千秋の「ケータイ小説の可能性」はこのような形で進化を遂げたのだと思う。 ケータイ小説とラノベは別物だが、似たようなジャンルだとは思う(こんなことを言っていたら石原さんにすぐにも文学的批評で否定されそうだが)。 共通点は娯楽を重要視した文学だということだと思う。
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