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会計とは何か 進化する経営と企業統治 講談社選書メチエ415
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/06/12 |
JAN | 9784062584159 |
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会計とは何か
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株主から預かった資本について経営者がその運営実績を財務諸表によって報告すると言う財務会計が中心になって会計学は発展してきた。ある種の財産目録でもある。しかしそれにとどまるものではなく、巨大化した企業の管理運営に活用されるようになる。それが管理会計である。管理会計は工場会計から始ま...
株主から預かった資本について経営者がその運営実績を財務諸表によって報告すると言う財務会計が中心になって会計学は発展してきた。ある種の財産目録でもある。しかしそれにとどまるものではなく、巨大化した企業の管理運営に活用されるようになる。それが管理会計である。管理会計は工場会計から始まる。 日本の高度成長を支えた鉄鋼業や造船業は資本装備率が高く、それを制度的に支えたのが取得原価会計。意思決定有用性基準における会計基準の妥当性判断は、目的適合性、検証可能性、不偏性、数量化可能性。 淡白で無愛想な会計本だ。事実を淡々と述べる。会計の本質もそうだろうか。資本の移動を無機質に並べて、その変化から読み手に想像を働かせる。しかし、決算書は一様にドレスコードに沿った形式で、個性を主張しない。ただ、数字の動きのみが、何者かを告げるのだろう。
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類書の会計についての書籍は、財務会計や管理会計などの仕事の手順などを解説した本が多い、本書は、会計学歴史等から、会計の目的や必要性、会計学の今後についてまとめている。 内容は1章で会計(accounting)は、会計責任(説明責任:acounterbility)の元になってい...
類書の会計についての書籍は、財務会計や管理会計などの仕事の手順などを解説した本が多い、本書は、会計学歴史等から、会計の目的や必要性、会計学の今後についてまとめている。 内容は1章で会計(accounting)は、会計責任(説明責任:acounterbility)の元になっていること、貸借対照表(B/S)と損益計算書(PL)などから複式簿記、内部統制について簡単にまとめている。2章は主に財務会計としての歴史から、各国の法整備等や複式簿記の発展から取得原価評価であることまでを説明している。3章では、グローバリズムの流れの中で、時価会計としての統一会計基準の必要性を解説している。 4章では、原価計算ができる工業簿記を絡めた管理会計を扱い、事業部制、戦略を決めるための予算のための管理会計に触れている。5章では、主に英国で研究されている目標と因果関係を主とした意思決定に絡めた組織会計を扱っている。6章では、三式簿記、キャッシュ・フォロー会計を解説している。 簿記や財務会計・管理会計などの会計学の基本を理解していれば、歴史からくる違いなどの会計の有用性が理解できる本だとは思うが、読み手を選ぶので入門書ではないと思った。
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言いたいことは何となくわかるのだが、会計について初心者であった自分には難しい一冊だった。 最後までほとんどなにを言っているか分からなかったので、もう少し会計のことを学んでから読みなおしたい一冊。
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