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上に立つ者の心得 『貞観政要』に学ぶ
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上に立つ者の心得 『貞観政要』に学ぶ

谷沢永一, 渡部昇一【著】

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上に立つ者の心得 『貞観政要』に学ぶ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 致知出版社
発売年月日 2008/06/07
JAN 9784884748173

上に立つ者の心得

¥550

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2022/11/01

今まで何度となく読もうとしたけど、なかなか手が出なかった。  いろいろなことを語っているようだけど、為政者が心がけなければならないことは、臣民(市民)を自分の近くに置くことなのだ。距離を作っては彼らの代表、という感覚は失われ、統治のための政治を始めてしまう。  そして、あらためて...

今まで何度となく読もうとしたけど、なかなか手が出なかった。  いろいろなことを語っているようだけど、為政者が心がけなければならないことは、臣民(市民)を自分の近くに置くことなのだ。距離を作っては彼らの代表、という感覚は失われ、統治のための政治を始めてしまう。  そして、あらためて次の言葉の意味を実感した『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』  それを戒めるための言葉を集めたものだった。  

Posted by ブクログ

2022/07/31

唐の太宗が自分に諫言を与えてくれる諌議大夫や諫臣との対話を纏めたものが『貞観政要』。編纂は呉兢という歴史家で史官、太宗没後50年の人物。日本では、歴代天皇、北条、足利、徳川が学んだ為政者向け、あるべき姿を説いた本だという。 基本的な事で、本著の対話で強調されるのは、為政者たるも...

唐の太宗が自分に諫言を与えてくれる諌議大夫や諫臣との対話を纏めたものが『貞観政要』。編纂は呉兢という歴史家で史官、太宗没後50年の人物。日本では、歴代天皇、北条、足利、徳川が学んだ為政者向け、あるべき姿を説いた本だという。 基本的な事で、本著の対話で強調されるのは、為政者たるもの部下にイエスマンを置くのではなく、素直に諫言を聞き入れ、批判を受け止めるべき事や謙虚であれ、という事。利益を貪ろうとすれば、自分を災厄に陥れる。賞罰の公平性の大切さ、など。こうした教訓は会社組織にも十分通用するだろうと。それは分かる。しかし、読まなかった豊臣秀吉や織田信長の政権は短命だったというのは、流石にこじつけだろうし、少し、ご都合主義的な印象である。 それでも、貞観政要の触りだけだが、まずは触れられた事が良かったと思う。

Posted by ブクログ

2014/06/19

「誕生日は母が苦労した日」というところが面白かった。誕生日より命日を重要に感じる感覚が自分にあるので。

Posted by ブクログ

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