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アメリカのシンクタンク
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アメリカのシンクタンク
¥550
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
政府が進めた電子政府の構築に伴い、政治情報が1次情報として多量に流通するようになったなかで、メディアもあまりの情報の多量化で、情報整理できないなか、アメリカのシンクタンクが情報プロッセッサーという役目をするように至った経緯がよくわかる書物である。 要は、商業活動のなかで生じた中抜...
政府が進めた電子政府の構築に伴い、政治情報が1次情報として多量に流通するようになったなかで、メディアもあまりの情報の多量化で、情報整理できないなか、アメリカのシンクタンクが情報プロッセッサーという役目をするように至った経緯がよくわかる書物である。 要は、商業活動のなかで生じた中抜き現象が、政治世界でも起こるのではないかという仮説を、各種データ分析して描かれていました。 最後に、アメリカ政府が行った電子政府なるものが、日本の政治分野でも生じて欲しいという著者の願いには私も同感です(笑)。
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シンクタンクの種類 ●アカデミック(第一世代、思想中立で自主テーマ研究、財団などから援助) ●コントラクト(第二世代、政府主導、専門分野の内容で左右、政府委託中心)(福祉のアーバン研究所→リベラル、軍事のランド研究所→保守) ●アドボカシー(70年代~。財界の支援、イデオロギーベースで先行研究をまとめた政策提言。政府高官などとの交流多い。保守:ヘリテージ財団・AEI,革新:米進歩センター) ●データベース(新しい。電子政府の膨大な一次情報を加工し提供) 法的要件 -非営利団体、501(C)3資格、 -政治活動(ロビー等)には関与しない、政党から援助なし -その他のロビー団体も博士雇用、研究を行うが、501(c)3コードはない ファンドレイズ -寄付、助成、委託、独自事業 国防省~共和系、国務省~民主系 電子政府の発展と、リインターミディエイト化、情報プロセッサーとしての政策シンクタンク
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デジタルネットワークは人々が政治情報ソースとしての側面で役立っている。 デジタルネットワークの普及は政治情報の流通過程にも変化をもたらしている。議会はデジタルネットワークを活用し、積極的に政治情報を手今日、公開するようになった。 今日のアメリカではシンクタンクこそが増加した政治情...
デジタルネットワークは人々が政治情報ソースとしての側面で役立っている。 デジタルネットワークの普及は政治情報の流通過程にも変化をもたらしている。議会はデジタルネットワークを活用し、積極的に政治情報を手今日、公開するようになった。 今日のアメリカではシンクタンクこそが増加した政治情報を収集、分析しその結果をデジタルネットワークで公開するなどして、政治情報環境の変化を保管している。シンクタンクが情報プロセッサーと呼ぶ。 情報自由法がデジタルネットワーク時代にあわせて改正されたことは、アメリカの電子政府が発表情報を広報する場としてだけではなく、政策過程の業務情報も積極的に公開していくという方向性を決定付けた。 コントラクト・シンクタンクは研究者のほとんどが博士号を持ち、実務経験がなくアカデミックな手法に基づいて研究している。 シンクタンクのアウトプットは政策研究。政策研究を通じて、政治に貢献する。この貢献が認められることで慈善団体としての存在意義を持つ。 シンクタンクの政策研究は、コントラクトシンクタンクが行うオリジナル研究からアドボカシーシンクタンクが展開する先行研究をつかった政策提言、データベースシンクタンクが提供する第一次情報を整理したデータベースなど多岐にわたる。 最高のアウトプットは政策に影響を与えること。 ブルッキング研究所は政党色のないアカデミックなシンクタンク。
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