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自閉症の現象学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
発売年月日 | 2008/05/30 |
JAN | 9784326153954 |
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自閉症の現象学
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【目次】 はじめに-自閉症から描く哲学 第一章 模様の世界から視線触発へ 第二章 視線はなぜ怖いのか-感情の図式化と間身体性 補 論 他者の現象学の再構想 第三章 流れない時間-不測の事態と現実,視線の強度 第四章 平らな空間-奥行きの起源について 第五章 「ミニカ...
【目次】 はじめに-自閉症から描く哲学 第一章 模様の世界から視線触発へ 第二章 視線はなぜ怖いのか-感情の図式化と間身体性 補 論 他者の現象学の再構想 第三章 流れない時間-不測の事態と現実,視線の強度 第四章 平らな空間-奥行きの起源について 第五章 「ミニカー並べ」と思考の構造-形の次元と知覚的空想 第六章 言語を使わずに思考する-知覚的空間とリズム 第七章 クレーン現象は誰の行為か?-内面とカテゴリー的人格 第八章 自閉症児の脆弱性と経験の限界値 おわりに-自閉症児の療育のために
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お分かりの通り現在、村上先生にダダハマり中なのだがこの本は今までの看護師の語りとは異なり自閉症を対象としてあ使っているものだ、私がなぜ村上先生の著書にハマっているかといえば、その独特のしっくりくる言葉選びである。以前紹介した著書のなかにも「『ごっこ遊び』としてのあの世」という言葉...
お分かりの通り現在、村上先生にダダハマり中なのだがこの本は今までの看護師の語りとは異なり自閉症を対象としてあ使っているものだ、私がなぜ村上先生の著書にハマっているかといえば、その独特のしっくりくる言葉選びである。以前紹介した著書のなかにも「『ごっこ遊び』としてのあの世」という言葉は不思議なことに、ニュアンスがとてもわかりやすく理解できる言葉であった。この著書でいうならば「間主体性」という言葉の言い回しであろうか。ただ、この著書に関しては先の2冊ほど読み込めていないので再度(先の2冊も読み返しはするが)読み返したいと考えている。
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自閉症として生きる経験がどのようなものなのか、興味深く読めた。たしかに理論的には現象学的方法論から書かれていて難しく感じることも多かったが、具体的な事例から理論を立ちあげようとしているので、比較的理解しやすかった。自閉症について書かれている本ではあるものの、視線恐怖、空間や時間の...
自閉症として生きる経験がどのようなものなのか、興味深く読めた。たしかに理論的には現象学的方法論から書かれていて難しく感じることも多かったが、具体的な事例から理論を立ちあげようとしているので、比較的理解しやすかった。自閉症について書かれている本ではあるものの、視線恐怖、空間や時間の認識、リズム、人称代名詞の問題など、自分のこれまで生きてきた経験と照らし合わせながら理解できる部分もあった。いくつかの事例が他の章でも何回も繰り返し出てくるところがあり、筆者自身のフィールドワークで得たデータの数が少ないような気が若干した。でも、多くのことを学べてとても面白い内容だった。
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