1,800円以上の注文で送料無料

うしろ姿 文春文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

うしろ姿 文春文庫

志水辰夫【著】

追加する に追加する

うしろ姿 文春文庫

定価 ¥607

220 定価より387円(63%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/06/10
JAN 9784167471033

うしろ姿

¥220

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

志水氏の本を読んだのは初めて。 さすが短編の名手と謳われるだけあり、うまい。 特に好きなのは、 手押し車を押しているおばあさんとの交流を描いた「むらさきの花」、 癌の末期で意識不明の年老いた姉を見て、二人で抱えた暗い過去を回想する「ひょーぅ!」。 あとがきでは著者が紙の本が売れなくなったことを憂いている。著者の考えとしては、この責任は進化できない自分たちサイドにあるとのこと。それで、この手の本はこれで終わりにする、と締めている。この後著者がどのような進化を遂げたのか、他の本も読むつもりです。

Posted by ブクログ

2009/06/21

短編集。いずれもどうしようもない事情で貧しさや犯罪と近しい人生を歩んだ人物たち。そのどうしようもない部分は多くの場合すでに遠い過去で、もう大きな感情のうねりがあるわけではなく、諦めとか覚悟とか、いろんなものを背負って人生を歩いてきた。その、揺らがないうしろ姿を眺めるような物語。

Posted by ブクログ

2009/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2008/6/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2018/6/2〜6/5 2年ぶりの志水作品で10年ものの積読本。著者自ら、最後と語る現代作品集。 「トマト」、「香典」、「むらさきの花」、「もう来ない」、「ひょーぅ!」、「雪景色」、「もどり道」の七篇。どの作品もシミタツ節満載の哀しく切ない物語。甲乙つけがたいが、「ひょーぅ!」が一番か。 思えば大学生の頃、「背いて故郷」から入ったシミタツワールド。現代ものが読めなくなるのは寂しいが、これからの時代ものにも期待。しかし、なんとも寂しいあとがきであった。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品