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お言葉ですが… 別巻(1)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 連合出版 |
発売年月日 | 2008/05/25 |
JAN | 9784897722313 |
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お言葉ですが… 別巻(1)
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
高島俊男さんが 逝去されたのが 2021年の春、 あれから もう三年が過ぎた 生前、近くに暮らしておられたこともあり 時々 お逢いして なにということもない 四方山話をさせてもらうのが すごく 楽しみでした ちょうど 「お言葉ですが…」連載中の おしまいのころであったので そ...
高島俊男さんが 逝去されたのが 2021年の春、 あれから もう三年が過ぎた 生前、近くに暮らしておられたこともあり 時々 お逢いして なにということもない 四方山話をさせてもらうのが すごく 楽しみでした ちょうど 「お言葉ですが…」連載中の おしまいのころであったので その執筆時の あれやこれやを お聞きするのも かなり楽しいことでした そして このごろ 高島さんの「本」を書棚から とっかえ ひっかえ 取り出しては 読んでいることが けっこう あります そして あぁ あの時の話は これだったんだ と しみじみさせてもらっている その人となりを現す書物は ずっと 生き続けている これからも
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久しぶりに高島俊男先生の本を読む。 文庫本になるものと思って待っていたら、これは文春に連載された文章ではないのね。タイトルに騙されたよ、いくら待っても出るわけない。 そうと知っていたらもっとずっと早く買っていたのに。メルカリで探す羽目になってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いろんなメディアに発表された単行本未収録作品をまとめた「お言葉ですが…」の別巻。 漢字、漢語、大和言葉に対する知識とこだわりの強さは健在。 「商品」とは形があって重量があるものをいうのではないか。 なのに最近は銀行が預金のことを「商品」といい、旅行代理店が旅行プランを「商品」という。 形のないものを「商品」と呼ぶのは、業界内で通じる隠語である。 なるほど。 だから何となく胡散くさい感じがするのか。 そもそも業界用語を客に対して使って平気というのが、もう、サービス業から逸脱しているのね。 そしてまた出てきました。 森鷗外と親との関係。 昔ながらの家制度の重圧が、鷗外を縛っていたのだと思っていましたが、今回は、おとなしくてうだつの上がらない夫より、才気煥発な息子が大事で大事で、まるで恋人に対するように熱い視線を送り続ける母の姿が、現代の過干渉母と息子に見えて、ちょっと気持ちが悪かった。 “福沢諭吉に「脱亜入欧」というよく知られた言葉がある。このばあいの「欧」は文化概念であり、対して「亜」は単なる地理概念だから、論理的にはこの言葉はややおかしい。しかしありていを言えば、要するに「欧」とは強いということであり、「亜」とは弱いということなのである。 「欧」は強くて独善的かつ拡張的であるから、弱いのや異質なのはつぶされてしまう。生き延びるためには同質化して仲間に入れてもらい、ついで肩を並べるほど強くなるほかない。” 「欧」は文化概念。 知らなかった。 てっきり地理概念だとばかり…。←こういう語尾をはっきり書かない文章のことも、著者は悪文だとはっきり書いております。 毎度毎度勉強になるわ。
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