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おとこ鷹(上) 新潮文庫
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おとこ鷹(上) 新潮文庫

子母沢寛【著】

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おとこ鷹(上) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/06/01
JAN 9784101153032

おとこ鷹(上)

¥550

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2013/06/24

勝海舟の父、勝小吉の話。 でも勝海舟にまつわるっていうのが主題って感じでは全然なく、まさしく勝小吉のお話です。 幕末の少し前の江戸。本の帯は 「これぞ江戸っ子の心意気」 小吉の人情と男気あるれる感じが、すごい伝わってきます。江戸弁全開だし、読んでて気持ちがいい感じ。話...

勝海舟の父、勝小吉の話。 でも勝海舟にまつわるっていうのが主題って感じでは全然なく、まさしく勝小吉のお話です。 幕末の少し前の江戸。本の帯は 「これぞ江戸っ子の心意気」 小吉の人情と男気あるれる感じが、すごい伝わってきます。江戸弁全開だし、読んでて気持ちがいい感じ。話も面白いです。

Posted by ブクログ

2012/04/13

これも何回も読み返している時代小説。司馬遼とか藤沢周平とか山本周五郎とか、いろいろあるけど、何か、全然違う感じがする。結局は人情ものなんだけど、じめじめしてない。みんなカラっとしてて、スカっとしてる。最初は全知全能ぐらいのキャラだった小吉が、徐々に力と立場を失っていくんだけど、そ...

これも何回も読み返している時代小説。司馬遼とか藤沢周平とか山本周五郎とか、いろいろあるけど、何か、全然違う感じがする。結局は人情ものなんだけど、じめじめしてない。みんなカラっとしてて、スカっとしてる。最初は全知全能ぐらいのキャラだった小吉が、徐々に力と立場を失っていくんだけど、それが時代の激しい移り変わりを象徴してて、その点でも楽しい。まあ、どいつもこいつも、生き方がかっこいい。どんな状況になってもわめかず嘆かず「潔く」ってのは、日本人の誇れる特質の一つだと思うなあ。こういうの読むと。

Posted by ブクログ

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