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龍(文庫版)(1) 小学館文庫
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龍(文庫版)(1) 小学館文庫

村上もとか(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2008/06/13
JAN 9784091961211

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2010/02/18

激動の昭和を生きた男の大河ドラマ。 重厚なものがたりはさすが村上もとかといったところです。 かなり読み応えあります。JINもいいけどRONもね。

Posted by ブクログ

2009/01/01

コミックで全42巻あった「龍」が、文庫版で全21巻になってリニューアル発刊されていたものが、今年の4月に完結した。 これほど物語のはじめと終わりで、内容が変わってしまっているマンガも珍しい。途中から、舞台が日本から中国に移り、その前後ではまったく別の作品になってしまっている。 ...

コミックで全42巻あった「龍」が、文庫版で全21巻になってリニューアル発刊されていたものが、今年の4月に完結した。 これほど物語のはじめと終わりで、内容が変わってしまっているマンガも珍しい。途中から、舞台が日本から中国に移り、その前後ではまったく別の作品になってしまっている。 前半の、昭和初期の京都を舞台にした「武専(武道専門学校)」の話しのあたりが、「六三四の剣」のようなさわやかな雰囲気で一番面白かった。 後半に入ると、第二次世界大戦前から対戦中の間の史実に基づいた、日本・中国・満州・ロシア史というような雰囲気になっている。 話しが進むに従ってだんだん、主人公の龍が人間離れしてきて、いろいろと設定にも無理が出てくるようになってきた。しかし、後半の部分は主人公よりも、実在の人物であった、満州皇帝や甘粕氏、周恩来、?小平、毛沢東、スターリンなどが登場して、それぞれが物語と密接に関連してくるというところの面白さがある。 作品の中で描かれている風景や建物も、史料を元にした、かなり正確なものだろうと思う。特に、終盤の舞台はほとんどが満州になるので、今まで地理的な場所もよくわからなかった、満州という国が出来るまでのいきさつや、ソ連・朝鮮との政治的な関連も詳しく書かれていて、とてもわかりやすい歴史の勉強になった。 大河ドラマと呼ぶにふさわしいスケールで、ちょっと話しは長いけれども、昭和初期の日本という国を知るには、これ以上ないくらいの良いテキストだと思う。

Posted by ブクログ

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