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スタインウェイとニュースタインウェイ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エピック |
発売年月日 | 1999/06/01 |
JAN | 9784915197840 |
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スタインウェイとニュースタインウェイ
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家の本棚より。 ピアノを弾かない父が15年以上前に買ったまま本棚にしまったままだった。著者の、父宛の両者フルネームサイン入りなのが若干ウケる笑。 エンジニア的観点で楽器の仕組みを知りたかったのだろうか。 本の内容はと言うと、とっても面白い!! 楽器の構造をより詳しく知ることで演奏する側にもヒントがある。響鳴板やフレームを意識したり、音の聴き方も。奏者の腕はさて置き楽器の特徴として響き方についての記述がなるほどと思わせた。 ピアノ奏者はヴァイオリンなどと違い自分のピアノを選んで持ち運ぶわけではないので、その場にあるピアノを弾くことになる。よって他の楽器奏者ほど自分の楽器への鑑識眼が無かったりすることが多い。自分の楽器をコンサート会場からコンサート会場へ運べるような一流のピアニストの場合はもちろん別だが。 スタインウェイに関して、1885-1970年位までの楽器が素晴らしいとのこと。それ以前は改良しつつ完成形に近づいているところ。それ以降はハイテクの力を借りたり、素材の面(材木の状態などなど)でも昔と違うとのこと。この本が書かれたのも20年位前なので、今はNY工場も1970年代以降のHMBと同様にハイテク化されているのだろうか??知りたい。。 (スタインウェイはオーバーホールによって100パーセント以上に復元出来る復元力にある健康な楽器。響鳴板の沈下もなく、100年は持つと。) ヤマハも20年前と今じゃあ変化しているわけだが。 こんなこと考えるだけで夢がある。 演奏するということは、音楽的見地からいう鍛錬だけでなく、楽器の構造、体の構造などの知識も必要。 色々と読んでみて、考えてみて、結局自分が一番愛するピアノはうちにある付き合いの一番長いヤマハのグランドなのかなと思った。新しい楽器を入手できたとしても今のピアノは手放したくない。その楽器の持つ自分に寄り添う歴史が自分にとって意味があるとすれば。
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